大和手掻派の作域を顕著に示した出来の御刀であり、古いところの手掻を想像させる包次の刀の一口である。
刀 包次(文珠) 保存刀剣鑑定書
Katana [Kanetsugu] [N.B.T.H.K Hozon Token]

品番: SKA-010320
価格(Price): 売約済/Sold Out
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品番: SKA-010320
Stock No.: SKA-010320
鑑定書: 保存刀剣鑑定書
Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token
国・時代: 摂津国・寛文頃(1661~)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Settsu, Edo period 1661~
刃長 Blade length (Cutting edge) : | 65.4cm(二尺一寸五分) |
---|---|
反り Curve(SORI) : | 1.2cm |
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba) : | 3.07cm |
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane : | 0.72cm |
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba) : | 2.7cm |
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane : | 0.6cm |
茎 Sword tang(Nakago) : | 生ぶ、化粧筋違鑢目。目釘穴1個。 |
登録 Registration card : | 東京都 |
【解説】
文珠一派は南紀重国を代表工とする大和手掻派である。包次の本国は大和で文珠六兵衛と称し、左陸奥守包保の門人と伝わる。包保との合作刀も存在する。刻銘は包次、摂州住文珠包次、などがある。本作は江戸時代寛文頃に作刀されたもので、大きく刻された二字銘が実に立派で茎だけ見ていても気持ちが良い。刃長が二尺一寸五分の刀で、身幅は元先しっかりとして肉置きがよく、健全な御刀である。湾れ調子の直刃を小沸出来に焼いており刃縁よく冴える。刃中には打ちのけ砂流しが現れてよく働く。帽子そのまま小丸へ返る。大和手掻派の作域を顕著に示した出来の御刀であり、古いところの手掻を想像させる包次の刀の一口である。
文珠一派は南紀重国を代表工とする大和手掻派である。包次の本国は大和で文珠六兵衛と称し、左陸奥守包保の門人と伝わる。包保との合作刀も存在する。刻銘は包次、摂州住文珠包次、などがある。本作は江戸時代寛文頃に作刀されたもので、大きく刻された二字銘が実に立派で茎だけ見ていても気持ちが良い。刃長が二尺一寸五分の刀で、身幅は元先しっかりとして肉置きがよく、健全な御刀である。湾れ調子の直刃を小沸出来に焼いており刃縁よく冴える。刃中には打ちのけ砂流しが現れてよく働く。帽子そのまま小丸へ返る。大和手掻派の作域を顕著に示した出来の御刀であり、古いところの手掻を想像させる包次の刀の一口である。