整った肌に華やかな丁子乱れ刃が合わさって出来の良い一振りであり、高段者の居合刀にピッタリな逸品です。
刀 肥後国住赤松太郎直幸兼嗣合作 平成九年六月吉日 本石目地塗鞘打刀拵入り 柄本革巻き
Katana [Higokoku-ju-Akamatsutaro Naoyuki&Kanetsugu]
品番: SKA-010322
価格(Price): 売約済/Sold Out
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品番: SKA-010322
Stock No.: SKA-010322
鑑定書: 現代刀の為無し
Paper(Certificate): None
国・時代: 熊本県・平成九年六月(1997)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Kumamoto, Heisei era 1997
刃長 Blade length (Cutting edge) : | 75.8cm(二尺五寸) |
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反り Curve(SORI) : | 1.9cm |
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba) : | 約3.25cm |
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane : | 約0.58cm |
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba) : | 約2.70cm |
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane : | 約0.50cm |
拵全長 Length of Koshirae : | 約110.5cm |
重量(鞘を払って) Weight including handle : | 1047g |
茎 Sword tang(Nakago) : | 生ぶ、筋違鑢目、目釘孔1個。 |
登録 Registration card : | 熊本県 |
【解説】
直幸刀匠は、本名を木村正男。木村兼重の弟。兼嗣刀匠の叔父です。
兼嗣刀匠は、昭和26年生まれ、本名を木村兼定。熊本県八代市在住で、鍛刀の技を父木村兼重に学びます。
直幸刀匠と兼嗣刀匠の一門は、銘に「赤松太郎」を冠し、清磨写しをはじめ、高い技量を生かしたがっしりと派手やかな作刀で人気を誇る刀匠一派です。特に、自家製鉄で作刀する為に自鉄が安定しており高い水準の刀を作ることで知られています。
本作の体配は刃長が二尺五寸。身幅広くガッシリとした豪壮な刀姿の一振りです。地鉄は、よく練れた小板目肌に僅かに小杢目を交え、細かに地沸がつき強い鍛えとなります。丁子乱れの焼き刃には、砂流し、金筋、頻りに足が入り、盛んに働きます。帽子はそのまま乱れて小丸へ返ります。整った肌に華やかな丁子乱れ刃が合わさって出来の良い一振りであり、高段者の居合刀にピッタリな逸品です。本石目地塗鞘打刀拵入り、銀無垢二重はばき。