豪快な大切先姿の御刀です。虎の図の刀装具を用いた黒呂漆塗鞘拵入り。観賞刀としては無論のこと、高段者向けの居合刀としてもお薦めの御刀です。
刀 肥前国住一吉作 辛巳年五月日 黒呂漆塗鞘拵入
Katana [Hizenkoku-ju Kazuyoshi]
品番: SKA-030122
価格(Price): 売約済/Sold Out
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
品番: SKA-030122
Stock No.: SKA-030122
鑑定書: 現代刀の為無し
Paper(Certificate): None
国・時代: 佐賀県武雄市・平成13年(2001)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Saga, Heisei era 2001
刃長 Blade length (Cutting edge) : | 73.4cm(二尺四寸六分) |
---|---|
反り Curve(SORI) : | 2.0cm |
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba) : | 3.60cm |
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane : | 0.75cm |
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba) : | 3.10cm |
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane : | 0.65cm |
拵全長Length of Koshirae : | 約104cm |
茎 Sword tang(Nakago) : | 生ぶ、切鑢目。目釘穴1個。 |
重量(鞘を払って)Weight including handle : | 1397g |
登録 Registration card : | 佐賀県 |
【解説】
肥前国住一吉は鎌倉一文字、肥前国忠吉、源清麿などを目標にする佐賀県武雄市在住の刀匠です。本名は中尾一吉、昭和14年11月7日生。昭和30年頃より堀井俊秀の弟子であった父忠次について作刀を修行します。一吉はその後、数打ちは一切せず12年間で60振りの刀を製作したと記録があり、作数は少ないですが、新作刀展に出品し優秀賞の受賞を初めとして、奨励賞に続いて、努力賞と、たて続けに入賞を果たし才能を発揮していきます。一吉は立派な経歴を持つ高位実力派刀匠です。
本作体配は、反り、身幅、重ね尋常、豪快な大切先姿の御刀です。地鉄は小板目が良く詰んだ美しく精緻な肌で地沸がつきます。刃文は互の目乱れで、匂口明るく冴えて、足よく入る上出来な出来栄えの一振です。帽子は乱れて小丸へ返ります。茎は生ぶ、切鑢目で丁寧に仕立てられ、銘深く刻されます。一吉刀匠は数打ちはしませんので、作品は多くなく今後はますます貴重な御刀になることと思います。虎の図の刀装具を用いた黒呂漆塗鞘拵入り。観賞刀としては無論のこと、非常にバランスが良い御刀ですから、高段者向けの居合刀としてもお薦めの御刀です。
肥前国住一吉は鎌倉一文字、肥前国忠吉、源清麿などを目標にする佐賀県武雄市在住の刀匠です。本名は中尾一吉、昭和14年11月7日生。昭和30年頃より堀井俊秀の弟子であった父忠次について作刀を修行します。一吉はその後、数打ちは一切せず12年間で60振りの刀を製作したと記録があり、作数は少ないですが、新作刀展に出品し優秀賞の受賞を初めとして、奨励賞に続いて、努力賞と、たて続けに入賞を果たし才能を発揮していきます。一吉は立派な経歴を持つ高位実力派刀匠です。
本作体配は、反り、身幅、重ね尋常、豪快な大切先姿の御刀です。地鉄は小板目が良く詰んだ美しく精緻な肌で地沸がつきます。刃文は互の目乱れで、匂口明るく冴えて、足よく入る上出来な出来栄えの一振です。帽子は乱れて小丸へ返ります。茎は生ぶ、切鑢目で丁寧に仕立てられ、銘深く刻されます。一吉刀匠は数打ちはしませんので、作品は多くなく今後はますます貴重な御刀になることと思います。虎の図の刀装具を用いた黒呂漆塗鞘拵入り。観賞刀としては無論のこと、非常にバランスが良い御刀ですから、高段者向けの居合刀としてもお薦めの御刀です。