新々刀会津兼定。本刀焼刃明るく冴え、地鉄綺麗に現れた上々の出来口であります。 時代と作風から著名な十代目か十一代目兼定かと思われます。
刀 無銘(新々刀会津兼定)黒呂漆塗鞘打刀拵入 保存刀剣鑑定書
Katana [Mumei (Shinshinto Aizu Kanesada)][N.B.T.H.K]Hozon Token
品番: SKA-040122
価格(Price): 売約済/Sold Out
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品番: SKA-040122
Stock No.: SKA-040122
鑑定書: 保存刀剣鑑定書・鐔:保存刀装具鑑定書
Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token・Tsuba:NBTHK Hozon Tousougu
国・時代: 陸奥国会津藩・江戸時代末期 嘉永頃(1848~)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Aizu-Mutsu(Fukushima), Late Edo period 1848~
刃長 Blade length (Cutting edge) : | 69.4cm(二尺二寸九分強) |
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反り Curve(SORI) : | 0.6cm |
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba) : | 3.4cm |
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane : | 0.81cm |
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba) : | 2.65cm |
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane : | 0.65cm |
茎 Sword tang(Nakago) : | 生ぶ。化粧筋違鑢目。目釘孔1個。 |
拵全長Length of Koshirae : | 約105cm |
重量(鞘を払って)Weight including handle : | 1200g |
登録 Registration card : | 佐賀県 |
雁金菱透鐔 Tsuba : | 木瓜形、鉄磨地、地透、丸耳 |
縦 Length : | 8.23cm |
横 Width : | 7.92cm |
切羽台厚 Thickness : | 0.48cm |
重量 Weight : | 75g |
【解説】
会津兼定は、会津新々刀を代表する名匠です。特に11代兼定の刀は新選組副長・土方歳三の愛刀だった為、広くその名を知られています。本名は古川清左衛門。文久3年の12月に和泉守を受領し,兼定と銘を改めました。明治2年より7年までは越後国加茂で鍛刀したと記録があります。直刃や、相伝風の互の目乱れ刃文を得意としました。
本刀は、刃長が二尺二寸九分強、ほぼ定寸で身幅広く、重ねが確りとして、切先やや延びます。地鉄は大板目に杢目を交えて総体に肌がよく現れ、地沸が微塵につき、細かに地景が入る強靭な鍛えとなります。刃文は互の目乱れて、わずかに丁子を交えます。刃中には頻りに砂流しと金線が働きます。帽子は、乱れ込み先掃き掛けるようにして小丸に返ります。黒呂漆塗鞘打刀拵入。雁金菱透鍔。金着せ一重はばき。保存刀剣鑑定書。鐔・保存刀装具鑑定書。