本作は尾張国長久手住橘清兼の雰囲気が良い現代拵に収まった居合向の刀です。
刀 尾張国長久手住橘清兼謹鍛之 昭和四十七年八月吉日 打刀拵入
Katana [Owarikoku-Nagakutejyu-Tachibana-Kiyokane]
品番: SKA-040420
価格(Price): 売約済/Sold Out
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
品番: SKA-040420
Stock No.: SKA-040420
鑑定書: 現代刀につき未鑑定。
Paper(Certificate): None
国・時代: 尾張国・昭和四十七年(1972)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Owari, Syowa period 1972
刃長 Blade length (Cutting edge) : | 72.5cm(二尺三寸九分) |
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反り Curve(SORI) : | 2.0cm |
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba) : | 3.20cm |
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane : | 0.76cm |
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba) : | 2.66cm |
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane : | 0.6cm |
拵全長Length of Koshirae : | 約104cm |
重量Weight including handle : | 1100g |
茎 Sword tang(Nakago) : | 生ぶ、筋違鑢目。目釘穴1個。 |
登録 Registration card : | 愛知県 |
【解説】
長久手住橘清兼は愛知県の刀工です。本名を筒井清一といい、愛知県長久手市にて鍛刀し、椎魯斎と号しました。清兼刀匠は幕末安政頃(1854年)細川正義門で岡崎藩士で藩工であった本名磯ヶ谷重助又は磯貝重吉達、義達同人、刀工名龍城子吉達の子孫です。明治40年生まれ、国会議員の要職を務めあまたの名工を育てた栗原昭秀門で、人間国宝宮入昭平刀匠の兄弟子です。
本作体配は、刃長は二尺三寸九分と頃合いで、反り、身幅、重ね尋常、姿が良い一振です。地鉄は、板目肌が流れこころで地沸がつく強い鍛の鉄です。刃紋は、匂出来の丁子乱刃紋を焼いています。丁子の山に小沸がついて足長く入り葉が働きます。帽子は、直調子となって先掃きかけながら小丸へ返ります。茎は生ぶ。深く線隙鑢目風に仕立てられて、キッチりと気持ちが良く銘が刻されます。雰囲気が良い現代拵に収まった居合向の刀です。
長久手住橘清兼は愛知県の刀工です。本名を筒井清一といい、愛知県長久手市にて鍛刀し、椎魯斎と号しました。清兼刀匠は幕末安政頃(1854年)細川正義門で岡崎藩士で藩工であった本名磯ヶ谷重助又は磯貝重吉達、義達同人、刀工名龍城子吉達の子孫です。明治40年生まれ、国会議員の要職を務めあまたの名工を育てた栗原昭秀門で、人間国宝宮入昭平刀匠の兄弟子です。
本作体配は、刃長は二尺三寸九分と頃合いで、反り、身幅、重ね尋常、姿が良い一振です。地鉄は、板目肌が流れこころで地沸がつく強い鍛の鉄です。刃紋は、匂出来の丁子乱刃紋を焼いています。丁子の山に小沸がついて足長く入り葉が働きます。帽子は、直調子となって先掃きかけながら小丸へ返ります。茎は生ぶ。深く線隙鑢目風に仕立てられて、キッチりと気持ちが良く銘が刻されます。雰囲気が良い現代拵に収まった居合向の刀です。