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トップページ » S-Line » 刀 無銘(肥前初代忠吉)(SKA-050121)

肥前初代忠吉は、新刀鍛冶で肥前刀の開祖とされています。初代の作品は重要刀剣にも多くの指定をみます。本作は高名な初代作と極められた脇差で、じっくり鑑賞するに足りる名刀です。新刀最上作最上大業物。

刀 無銘(肥前初代忠吉) 保存刀剣鑑定書

Katana [Hizen Tadayoshi(first generation)] [N.B.T.H.K Hozon Token]

刀 無銘(肥前初代忠吉) 保存刀剣鑑定書
品番: SKA-050121
価格(Price): 売約済/Sold Out
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
品番: SKA-050121
Stock No.: SKA-050121
鑑定書: 保存刀剣鑑定書
Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token
国・時代: 肥前国・江戸時代初期 慶長頃(1615~)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Hizen(Saga),Edo period 1615~
刃長 Blade length (Cutting edge)
:
60.8cm(二尺一分)
反り Curve(SORI)
:
1.5cm
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba)
:
2.86cm
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane
:
0.64cm
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba)
:
2.45cm
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane
:
0.55cm
Sword tang(Nakago)
:
切鑢目、目釘孔1個。
登録 Registration card
:
東京都
【解説】
肥前初代忠吉は、新刀鍛冶で肥前刀の開祖とされています。山城国埋忠明寿門人。初代忠吉は新刀最上作最上大業物にあげられます。制作の時期により、五字忠銘、秀岸銘、住人銘、忠広銘に分かれます。初期は肥前国忠吉と銘切り、次いで短い期間に秀岸銘を切り、肥前国住人忠吉作などと住人銘を銘切るようになります。 武蔵大掾を受領後は名を忠広と改め武蔵大掾藤原忠広と切るようになります。初代の作品は重要刀剣にも多くの指定をみます。彼の息子の近江大椽忠広は終生忠吉と銘を切らず、80歳まで作刀を続けます。以下の子孫は幕末まで八代に渡り繁栄して肥前刀の名を高めました。本作は高名な初代作と極められた脇差となります。地鉄は肥前肌といわれる美しい鍛の地鉄に、刃文は初代忠吉が得意とした、わずかに湾れ心の直刃を焼いています。匂い深く小沸が爽やかに明るくついて冴えています。刃中に繊細な働きが見られ、じっくり鑑賞するに足りる名刀です。流石は新刀最上作最上大業物の一振。愛刀家垂涎の作。白鞘、金着二重はばき、保存刀剣鑑定書。(古研の為、鑑賞には差し支え無い程度の小錆や擦れが有る場合がございます。)