天龍子秀寿刀匠は昭和19年(1944)生まれ、鳥取市在住の現代刀匠です。本作は古作を狙い鍛刀された一振で、地刃上品に整った優作です。
刀 因幡刀工天龍子秀寿作之 昭和甲子五十九年十月日
Katana [Inaba-Toko-Tenryushi Hidetoshi]

品番: SKA-050321
価格(Price): 売約済/Sold Out
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品番: SKA-050321
Stock No.: SKA-050321
鑑定書: 現代刀の為無し
Paper(Certificate): None
国・時代: 鳥取県・昭和59年(1984)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Tottori,Showa period 1984
刃長 Blade length (Cutting edge) : | 71.0cm(二尺三寸四分三厘) |
---|---|
反り Curve(SORI) : | 2.3cm |
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba) : | 3.33cm |
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane : | 0.74cm |
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba) : | 2.55cm |
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane : | 0.55cm |
茎 Sword tang(Nakago) : | 生ぶ、筋違鑢目、目釘孔1個。 |
登録 Registration card : | 鳥取県 |
【解説】
天龍子秀寿刀匠は、昭和19年(1944)生まれ、本名は金崎秀寿。鳥取市在住の現代刀匠です。 同地にて靖国刀匠であった父 天日斎助寿は、はじめ同じ靖国刀匠 池田靖光に師事し、後年 堀井俊秀に学んでいます。鍛刀技は父 助寿より学び、新作名刀展にて多数の入選経験があり、因州を代表する刀工として知られます。
本作体配は刃長が二尺三寸四分三厘。身幅重ね尋常で、腰反りが適度に利き、中切っ先となる姿の御刀です。地鉄は板目が総体的に流れごころで地沸がつく鍛えとなります。焼刃は小沸がついて柔らかに冴え、直ぐ調子が浅く湾れ、小互の目を交えて刃中には小足が入ります。帽子はやや湾れ先掃きかけて小丸に返ります。茎は筋違鑢目に仕立てます。同工鏨使いもお上手で、堂々たる刀銘が歪みなく刻されています。本刀、古作を狙い鍛刀された一振で、地刃共に上品に整い、雅な様相を示す優作の一口です。
天龍子秀寿刀匠は、昭和19年(1944)生まれ、本名は金崎秀寿。鳥取市在住の現代刀匠です。 同地にて靖国刀匠であった父 天日斎助寿は、はじめ同じ靖国刀匠 池田靖光に師事し、後年 堀井俊秀に学んでいます。鍛刀技は父 助寿より学び、新作名刀展にて多数の入選経験があり、因州を代表する刀工として知られます。
本作体配は刃長が二尺三寸四分三厘。身幅重ね尋常で、腰反りが適度に利き、中切っ先となる姿の御刀です。地鉄は板目が総体的に流れごころで地沸がつく鍛えとなります。焼刃は小沸がついて柔らかに冴え、直ぐ調子が浅く湾れ、小互の目を交えて刃中には小足が入ります。帽子はやや湾れ先掃きかけて小丸に返ります。茎は筋違鑢目に仕立てます。同工鏨使いもお上手で、堂々たる刀銘が歪みなく刻されています。本刀、古作を狙い鍛刀された一振で、地刃共に上品に整い、雅な様相を示す優作の一口です。