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因幡兼先。美濃から因幡に移住し、同国にて当時の代表刀工に評されます。特徴的な刃文は働き盛んで、一見の価値ありです。

刀 無銘(兼先) 保存刀剣鑑定書

katana [Mumei (Kanesaki)][N.B.T.H.K] Hozon Token

刀 無銘(兼先) 保存刀剣鑑定書
品番: SKA-060122
価格(Price): 売約済/Sold Out
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
品番: SKA-060122
Stock No.: SKA-060122
鑑定書: 保存刀剣鑑定書
Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token
国・時代: 因幡国,鳥取県・江戸時代前期 寛永頃
Country(Kuni)/Period(Jidai): Inaba (Tottori)・Early Edo period about 1624~
刃長 Blade length (Cutting edge)
:
63.7cm(二尺一寸)
反り Curve(SORI)
:
1.7cm
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba)
:
3.0cm
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane
:
0.70cm
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba)
:
2.35cm
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane
:
0.55cm
Sword tang(Nakago)
:
切鑢目、目釘孔2個内1個埋め。
登録 Registration card
:
東京都
【解説】

因幡兼先は、姓を日置と云い、美濃国関兼先の末流で安土桃山時代頃に備前岡山に移住した後、近江、越前、加賀、越中、因幡などの各地に移住したとされております。本刀の兼先は池田家の国替に伴って因幡国へ移り、鳥取城下に鍛冶場を構えた刀匠と思われます。
本作は、刃長が二尺一寸。体配は身幅、重ね共に尋常、反り適度で中切っ先がやや延び心となる刀姿です。地鉄は板目と杢目が交わり、良く詰んで地沸が付く肌です。刃文は、特徴的な小沸出来の三本杉で、よく整った焼刃となります。刃中には金線・金筋が処々に長くかかるなどしてよく働きます。帽子は乱れ込んで先小丸へ返ります。古くから利刃に優れるとされる美濃刀工群。同工はそれらの末葉であり、移住先の因幡国にて当時の代表刀工と評される一人です。本刀はその評価の通り、上々の出来口を示した御刀であります。白鞘、銀着せ一重はばき、保存刀剣鑑定書。