南紀藤原直茂の実用を重視した強い造り込みの御刀です。保存状態も良好ですから和歌山の郷土刀として大切にしていただきたい逸品です。
刀 於南紀藤原直茂(新刀) 保存刀剣鑑定書
Katana [Oite-Nanki-Fujiwara-Naoshige] [N.B.T.H.K Hozon Token]
品番: SKA-060320
価格(Price): 売約済/Sold Out
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品番: SKA-060320
Stock No.: SKA-060320
鑑定書: 保存刀剣鑑定書
Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token
国・時代: 紀伊国・宝永頃(1704~)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Kii, Edo period 1704~
刃長 Blade length (Cutting edge) : | 70.5cm(二尺三寸三分半) |
---|---|
反り Curve(SORI) : | 1.2cm |
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba) : | 3.01cm |
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane : | 0.77cm |
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba) : | 2.55cm |
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane : | 0.60cm |
茎 Sword tang(Nakago) : | 生ぶ、筋違鑢目。目釘孔1個。 |
登録 Registration card : | 神奈川県 |
【解説】
於南紀藤原直茂は、紀伊国(和歌山県)の刀工です。「直茂」は数代が使用していますが、於南紀以下切るのは宝永年間に作刀した二代の直茂だけです。初代は主に寛文ころに、三代は寛保ころにそれぞれ活躍しました。同銘の槍などが西条藩士伊藤家に伝来するなどしておりますが、遺作はそう多くなく一振づつが貴重な資料と考えられます。
本作は刃長が二尺三寸三分半で、未幅、重ねともにしっかりとして反りがやや浅い実用を重視した造り込みの御刀です。練れた地鉄に地沸がつく強い地鉄に、小沸出来の互の目乱れ刃文を焼いています。刃中は冴えて明るく見栄えも上々です。茎は生ぶで刻銘が立派で保存状態は良好です。和歌山の郷土刀として大切にしていただきたい逸品です。白鞘、素銅一重はばき。保存刀剣鑑定書
於南紀藤原直茂は、紀伊国(和歌山県)の刀工です。「直茂」は数代が使用していますが、於南紀以下切るのは宝永年間に作刀した二代の直茂だけです。初代は主に寛文ころに、三代は寛保ころにそれぞれ活躍しました。同銘の槍などが西条藩士伊藤家に伝来するなどしておりますが、遺作はそう多くなく一振づつが貴重な資料と考えられます。
本作は刃長が二尺三寸三分半で、未幅、重ねともにしっかりとして反りがやや浅い実用を重視した造り込みの御刀です。練れた地鉄に地沸がつく強い地鉄に、小沸出来の互の目乱れ刃文を焼いています。刃中は冴えて明るく見栄えも上々です。茎は生ぶで刻銘が立派で保存状態は良好です。和歌山の郷土刀として大切にしていただきたい逸品です。白鞘、素銅一重はばき。保存刀剣鑑定書