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トップページ » S-Line » 刀 二十七代兼元 昭和己未年十二月吉日(SKA-110121)

兼元が得意とする三本杉刃文の姿の美しい御刀です。若狭塗鞘新作打刀拵が付いた、鑑賞刀にも高段者向けの居合刀としてもおすすめの一振りです。

刀 二十七代兼元 昭和己未年十二月吉日 附 若狭塗鞘新作打刀拵

Katana [27th generations Kanemoto]

刀 二十七代兼元 昭和己未年十二月吉日 附 若狭塗鞘新作打刀拵
品番: SKA-110121
価格(Price): 売約済/Sold Out
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
品番: SKA-110121
Stock No.: SKA-110121
鑑定書: 岐阜県重要無形文化財保持者。作者物故となりました。保存合格保証いたします。
Paper(Certificate): None (Guarantee: NBTHK Hozon Token)
国・時代: 岐阜県・昭和54年(1979)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Gifu, Showa era 1979
刃長 Blade length (Cutting edge)
:
70.7cm(二尺三寸三分)
反り Curve(SORI)
:
2.1cm
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba)
:
3.35cm
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane
:
0.69cm
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba)
:
2.75cm
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane
:
0.55cm
拵全長 Length of Koshirae
:
約102cm
重量(鞘を払って) Weight including handle
:
1011g
Sword tang(Nakago)
:
生ぶ、鷹羽鑢、目釘孔1個。
登録 Registration card
:
岐阜県
【解説】

二十七代兼元は大正13年(1924年)~平成20年(2008年)二十七代孫六の本名は金子達一郎。号は孫六です。岐阜県関市稲口に住んで、昭和12年に日本刀鍛錬所に入所し、渡辺兼永の門人となります。昭和19年に孫六兼元の二十七代目を襲名し、志津兼氏や孫六兼元の作風をねらった作品を鍛刀し数々の受賞を果たして、昭和55年に関市産業功労賞受賞、平成元年に関刀匠会会長に就任し、平成9年には岐阜県重要無銘文化財に指定されました。平成20年に83歳で亡くなるまで多くの門人の育成にも力を注ぎました。
本作の体配は、身幅、元先ともに広く重ねは尋常で反りの加減が丁度良い姿の美しい御刀です。地金は板目肌がよく詰んで精美な鍛となり地沸がつきます。刃文は兼元が得意とする三本杉刃文です。帽子はそのまま乱れて小丸へ返ります。茎は生ぶで銘ぶりも立派です。二十七代兼元の孫六三本杉刃文の御刀は、今や、入荷待ちになるほどの人気ぶりで、何処の刀剣店も在庫が無いという状況です。本刀は写真の通りの若狭塗鞘新作打刀拵が付いた御刀で、鑑賞刀にも高段者向けの居合刀としてもおすすめの二十七代兼元のバランスが良い一振りです。