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トップページ » S-Line » 刀 濃州秀宗作 平成十二年四月吉日 附 拵(SKA-110220)

本刀は、一般にみる居合用の秀宗作品とは違い、鑑賞用美術刀剣として製作された御刀です。濃州松原龍平秀宗の代表作品となる御刀です。備前一文字を狙った重花丁子刃紋は誠に華やかで見る人に感動を与えてくれます。拵が附いておりますので上段者の居合刀としてもお薦めの品です。

刀 濃州秀宗作 平成十二年四月吉日 / (会心作・備前一文字重花丁子刃紋) 附 黒呂塗鞘打刀拵

Katana [Nosyu Hidemune]

刀 濃州秀宗作 平成十二年四月吉日 / (会心作・備前一文字重花丁子刃紋) 附 黒呂塗鞘打刀拵
品番: SKA-110220
価格(Price): 売約済/Sold Out
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
品番: SKA-110220
Stock No.: SKA-110220
鑑定書: 現代刀につき未鑑定。
Paper(Certificate): None
国・時代: 濃州関(岐阜県)・平成十二年(2000)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Gifu, Heisei era 2000
刃長 Blade length (Cutting edge)
:
73.2cm(二尺四寸二分)
反り Curve(SORI)
:
1.9cm
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba)
:
3.28cm
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane
:
0.72cm
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba)
:
2.66cm
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane
:
0.60cm
拵全長Length of Koshirae
:
約104cm
重量Weight including handle
:
1098g
Sword tang(Nakago)
:
生ぶ、筋違鑢目。目釘穴1個。
登録 Registration card
:
岐阜県
【解説】
濃州秀宗は、本名を松原龍平といい昭和5年に長野県で生まれました。松原兼吉刀匠の子で十三代川島正秀刀匠と中田兼秀刀匠の門人となり作刀を学びます。岐阜県関市関口町に住し、全日本刀匠会会員新作名刀展にて太刀・刀・脇差・薙刀・槍の部で連続入選を果たし名工として名を連ねます。刻銘は、濃州秀宗作、松原龍平秀宗、などです。
本刀は、一般にみる居合用の秀宗作品とは違い、鑑賞用美術刀剣として製作された御刀です。ですから他に見られる単調な刃文の作品ではなく、地金も鍛錬に練られておりますので癖がなく、じっくり鑑賞できる作品です。なお、拵が附いておりますので上段者の居合刀としてもお薦めの品です。刃長が二尺四寸二分。身幅広く樋が刻されており降り出した時のバランスは最高です。地鉄は、板目練れた鍛で地沸が付いた明るい地金です。刃文は匂深く冴えた一文字重花丁子刃文を焼いています。華やかな刃文に引き寄せられる上々の出来栄えの一振です。帽子はそのまま乱れて小丸へ返ります。茎は丁寧に仕立てらてた鑢目が奇麗で刻銘がきりっと彫られています。この刀は濃州松原龍平秀宗の代表作品となる御刀です。備前一文字を狙った重花丁子刃文は誠に華やかで見る人に感動を与えてくれます。