地刃ともに冴え冴えとして出来が良い喜昭作、銘ぶりも立派な短刀です。
短刀 喜昭作(塚本小太郎別人)保存刀剣鑑定書
Tanto [Yoshiaki] [N.B.T.H.K Hozon Token]
品番: STA-050120
価格(Price): 売約済/Sold Out
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
品番: STA-050120
Stock No.: STA-050120
鑑定書: 保存刀剣鑑定書
Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token
国・時代: 東京都・昭和頃(1970~)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Tokyo,Showa period 1970~
刃長 Blade length (Cutting edge) : | 28.5cm(九寸四分) |
---|---|
反り Curve(SORI) : | 0.2cm |
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba) : | 3.0cm |
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane : | 0.5cm |
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba) : | 2.50cm |
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane : | 0.35cm |
茎 Sword tang(Nakago) : | 生ぶ、化粧筋違鑢目。目釘孔1個。 |
登録 Registration card : | 静岡県 |
【解説】
喜昭作=塚本小太郎喜昭刀匠は塚本起正の子で、塚本一貫斎喜昭、塚本小太郎作などと刻銘する。笠間一貫斎繁継、塚本一貫斎起正、小沢正寿らに鍛刀の業を学びました。作風は、塚本起正ら一門同様に備前伝を得意とします。若くして没したため作品は少なく、遺作は貴重です。本作は塚本小太郎喜昭と別人ではないか、とされてはいるが、他に同銘を名乗る刀匠は見当たらず、今後の研究が待たれます。
体配は、平造で長さが九寸四分を超える大振りな短刀姿で、身幅元先広く、重ね古作の如く薄い、姿健全な一振りです。地鉄は杢目肌がよく現れ、地沸つきます。よく練れた強そうな鍛に、刃文は小沸本位の大互の目乱れ刃を焼いており、足入り働きます。帽子はそのまま確りと小丸へ返ります。茎は生ぶ。鑢目は化粧筋違い。地刃ともに冴え冴えとして出来が良い喜昭作、銘ぶりも立派な短刀です。白鞘。
喜昭作=塚本小太郎喜昭刀匠は塚本起正の子で、塚本一貫斎喜昭、塚本小太郎作などと刻銘する。笠間一貫斎繁継、塚本一貫斎起正、小沢正寿らに鍛刀の業を学びました。作風は、塚本起正ら一門同様に備前伝を得意とします。若くして没したため作品は少なく、遺作は貴重です。本作は塚本小太郎喜昭と別人ではないか、とされてはいるが、他に同銘を名乗る刀匠は見当たらず、今後の研究が待たれます。
体配は、平造で長さが九寸四分を超える大振りな短刀姿で、身幅元先広く、重ね古作の如く薄い、姿健全な一振りです。地鉄は杢目肌がよく現れ、地沸つきます。よく練れた強そうな鍛に、刃文は小沸本位の大互の目乱れ刃を焼いており、足入り働きます。帽子はそのまま確りと小丸へ返ります。茎は生ぶ。鑢目は化粧筋違い。地刃ともに冴え冴えとして出来が良い喜昭作、銘ぶりも立派な短刀です。白鞘。