天文頃に美濃国で鍛刀された兼国の短刀です。見ていて戦国の世に生まれた短刀であることを感じます。出来はきわめて上々ですから飽きることなく長くお持ちいただける逸品と思います。
短刀 兼国(濃州関) 日本刀剣保存会鑑定書
Tanto [Kanekuni(Nosyu-Seki)] [N.T.H.K] Nihon Token Hozon Kai
品番: STA-060520
価格(Price): 売約済/Sold Out
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品番: STA-060520
Stock No.: STA-060520
鑑定書: 日本刀剣保存会鑑定書
Paper(Certificate): NTHK Nihon Token Hozon Kai
国・時代: 美濃国・天文頃(1532~)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Mino(Gifu), Muromachi period 1532~
刃長 Blade length (Cutting edge) : | 21.2cm(七寸弱) |
---|---|
反り Curve(SORI) : | 0cm |
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba) : | 2.48cm |
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane : | 1.0cm |
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba) : | 2.10cm |
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane : | 0.85cm |
茎 Sword tang(Nakago) : | 檜垣鑢目。目釘孔1個。 |
登録 Registration card : | 千葉県 |
【解説】
本作は天文頃に美濃国で鍛刀された兼国の短刀です。刃長は七寸弱で小振りですが、重ねが厚く、鎧通しとして造りこまれた短刀です。兼国銘の刀工は関系の鍛冶で室町初期より見られ、後期まで同銘が数代続いていおり特定は難しいですが、本短刀は室町期にによく見られる姿と云えます。詰んだ強い鉄に小沸出来の互の目乱れ刃紋を焼いています。もの打に向かって焼き幅を高めて、帽子先は尖って地蔵風にしっかり返ります。見ていて殺気があり、それこそ戦国の世に生まれた短刀であることを感じます。出来はきわめて上々ですから飽きることなく長くお持ちいただける逸品と思います。白鞘、素銅一重はばき、日本刀剣保存会鑑定書。
本作は天文頃に美濃国で鍛刀された兼国の短刀です。刃長は七寸弱で小振りですが、重ねが厚く、鎧通しとして造りこまれた短刀です。兼国銘の刀工は関系の鍛冶で室町初期より見られ、後期まで同銘が数代続いていおり特定は難しいですが、本短刀は室町期にによく見られる姿と云えます。詰んだ強い鉄に小沸出来の互の目乱れ刃紋を焼いています。もの打に向かって焼き幅を高めて、帽子先は尖って地蔵風にしっかり返ります。見ていて殺気があり、それこそ戦国の世に生まれた短刀であることを感じます。出来はきわめて上々ですから飽きることなく長くお持ちいただける逸品と思います。白鞘、素銅一重はばき、日本刀剣保存会鑑定書。