二字国久の銘がしっかり残る、姿から銘字に至るまで雅趣にあふれた室町時代の短刀です。
短刀 国久 保存刀剣
Tanto [Kunihisa] [N.B.T.H.K Hozon Token]

品番: STA-070120
価格(Price): 売約済/Sold Out
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
品番: STA-070120
Stock No.: STA-070120
鑑定書: 保存刀剣鑑定書
Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token
国・時代: --国・室町末 明応頃(1500~)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Muromachi era 1500~
刃長 Blade length (Cutting edge) : | 19.6cm(六寸四分) |
---|---|
反り Curve(SORI) : | 無し |
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba) : | 1.66cm |
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane : | 0.7cm |
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba) : | 1.5cm |
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane : | 0.55cm |
茎 Sword tang(Nakago) : | 生ぶ、切鑢目、目釘孔1個。 |
登録 Registration card : | 東京都 |
【解説】
室町時代に国久を名乗る刀匠は、名鑑に掲載されいるだけで10人くらいいます。本刀は保存鑑定に於いて時代室町後期、国不明と極められており、一般に多い越中國の宇多派の国久ではないとすると、研究の余地があり、夢がある短刀ということになります。
本刀の刃長は六寸四分と小ぶりな短刀ですが、体配に比して重ねが厚く丈夫な造り込みであり、整った姿が美しく、御守短刀と称するものか、護身用の懐剣として造られたであろう一口です。地鉄は板目肌が流れ心で地沸がつきます。刃紋は刃中に働きがある明るい直刃です。帽子は上品に小丸へ返ります。茎は生で、茎尻は栗尻となって二字国久の銘がしっかり残ります。姿から銘字に至るまで雅趣にあふれた室町時代の短刀です。
室町時代に国久を名乗る刀匠は、名鑑に掲載されいるだけで10人くらいいます。本刀は保存鑑定に於いて時代室町後期、国不明と極められており、一般に多い越中國の宇多派の国久ではないとすると、研究の余地があり、夢がある短刀ということになります。
本刀の刃長は六寸四分と小ぶりな短刀ですが、体配に比して重ねが厚く丈夫な造り込みであり、整った姿が美しく、御守短刀と称するものか、護身用の懐剣として造られたであろう一口です。地鉄は板目肌が流れ心で地沸がつきます。刃紋は刃中に働きがある明るい直刃です。帽子は上品に小丸へ返ります。茎は生で、茎尻は栗尻となって二字国久の銘がしっかり残ります。姿から銘字に至るまで雅趣にあふれた室町時代の短刀です。