刃中は冴えて明るく、評判の通り岩井信連の技量の高さを顕著にしめした一振である。
脇差 無銘(岩井信連) 保存刀剣
Wakizashi [Iwai-Nobutsura] [N.B.T.H.K Hozon Token]
品番: SWA-010520
価格(Price): 売約済/Sold Out
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品番: SWA-010520
Stock No.: SWA-010520
鑑定書: 保存刀剣鑑定書
Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token
国・時代: 摂津国・慶応頃(1865~)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Settsu, Edo period 1865~
刃長 Blade length (Cutting edge) : | 45.0cm(一尺四寸八分) |
---|---|
反り Curve(SORI) : | 0.6cm |
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba) : | 3.06cm |
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane : | 0.66cm |
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba) : | 2.6cm |
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane : | 0.6cm |
茎 Sword tang(Nakago) : | 生ぶ、化粧筋違。目釘孔1個。 |
登録 Registration card : | 静岡県 |
【解説】
岩井信連(のぶつら)は、名を歓司といい源清麿の弟子栗原信秀の数少ない弟子の一人で、源清麿の孫弟子となります。技量は相当に高い人でしたが、栗原信秀の手伝いに任じていたために作品が少なく、確認されるものは文久3年春から慶応4年までの作品となる。栗原信秀が元治元年8月頃、大坂に移った折に信連が同行していることから大坂に縁故があったと思わる。この脇差は切っ先が延びた鋭い体配で、よく練れた地鉄に匂締りこころの互の目丁子刃紋を焼く。帽子はそのまま乱れて深々と返り棟焼き風となる。刃中は冴えて明るく、評判の通り信連の技量の高さを顕著にしめした一振である。白鞘。保存刀剣鑑定書。
岩井信連(のぶつら)は、名を歓司といい源清麿の弟子栗原信秀の数少ない弟子の一人で、源清麿の孫弟子となります。技量は相当に高い人でしたが、栗原信秀の手伝いに任じていたために作品が少なく、確認されるものは文久3年春から慶応4年までの作品となる。栗原信秀が元治元年8月頃、大坂に移った折に信連が同行していることから大坂に縁故があったと思わる。この脇差は切っ先が延びた鋭い体配で、よく練れた地鉄に匂締りこころの互の目丁子刃紋を焼く。帽子はそのまま乱れて深々と返り棟焼き風となる。刃中は冴えて明るく、評判の通り信連の技量の高さを顕著にしめした一振である。白鞘。保存刀剣鑑定書。