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上昇気配を感じた全刀会大会

上昇気配を感じた全刀会大会

 
爽やかな秋晴れに恵まれた十月十六日、全国美術刀剣会(全刀会)の準大会が東京港区白金台の八芳園白鳳館において開催されました。
 さすがに五十一年の歴史を持つ由緒ある全刀会です。伊波賢一理事長による開会の挨拶の後、全国から訪れた会員と招待者が持ち寄った名品・珍品の数々が紹介され、活気あふれる大変にぎやかな大会となりました。
 刀剣ブームの影響も相まって強い買いの気配が続く刀剣市場、長らく低迷状態にあった相場も上昇に転じ、じわじわと上がってきている感があります。
 日本刀は今後も、国内のみならず世界から注目される美術品としてますます高く評価されていくに違いありません。
 今年の全刀会大会は、まさに刀剣業界の将来の発展を予感させる大会であった。(生野 正)

上昇気配を感じた全刀会大会
 

《※本記事は、弊社代表が執筆し、組合誌「刀剣界 第26号」(2015年11月15日発行)に掲載された内容を再構成したものです。》

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