日野新撰組まつり 全国の隊士が新撰組のふるさとに大集結!
日野新撰組まつり
全国の隊士が新撰組のふるさとに大集結!
五月晴れに恵まれた去る五月七・八日、第十九回日野新撰組まつりが日野駅周辺・高幡不動尊境内・日野宿の三会場を中心に、八坂神社会場、日野宿交流駐車場会場、日野第一小学校会場、高幡表参道商店街で開催されました。
本祭りは、新撰組隊士に扮する人々が、新撰組のふるさとである日野市に全国から大集結し、甲州街道を通行止めにして江戸時代を再現する、賑やかなお祭りです。地元のテレビ局も取材する中、多くの観客を前に数々の演舞が繰り広げられ、そこここで歓声が沸き上がっていました。
近年盛り上がりを見せている刀剣女子と土方歳三ファンの女性パワーには皆ビックリで、隊士衣装をまとった女性がまぁ格好良いこと、観客のお兄さま・おじさま、そして取材した私もニンマリ大喜びでした。
何と言っても、新撰組隊士パレードには感心させられました。一番隊から順に路上を練り歩くもので、十番隊が通り過ぎるまでの約一時間は息継ぐ暇もないほど興奮します。
路上は観客でいっぱいでしたから、日本美術刀剣保存協会三多摩支部の猪鼻さんにお願いし、猪鼻輪業様の二階ベランダから写真撮影をさせていただくほどでした。
一日取材をして鼻の頭が少し赤くなった私は、以前にも本紙で紹介した土方歳三資料館にも行きたかったのですが、「数百人が並んでいるようですよ」と聞き、誠に残念でしたが、取材を断念して帰路に着きました。
三多摩支部の砥師・苅田直治さんには一日中お祭りの案内をしていただきました。取材をお手伝いくださった皆さまに、お礼申し上げます。
一日中新撰組漬けになった私は、会場で流れていたNHK大河ドラマ「新撰組」のOPテーマ曲を口ずさみつつ、中央高速道を気持ちよく自宅に向かいました。 (生野 正)