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交換会紹介 祝30周年!しのぎ刀剣交換会

交換会紹介
祝30周年!しのぎ刀剣交換会

 埼玉県内で唯一の刀剣市場である「しのぎ刀剣交換会」は、本年6月で30周年を迎えます。
 毎月11月の定例会には県内外から訪れる約30名の会員により、古い時代から現代に至るまでのさまざまな品物を持ち寄られ、活発な交換会が行われています。ここではローカル色が強い品が出品されることもあり、他の交換会では見ることができないお宝に出合うこともあります。
 また、毎月の最終水曜日には道具の会が開催されます。定例会とは少々異なる顔ぶれの会員から、骨董品・小道具類・絵画・古書と多種多様な品々が持ち寄られます。
 「しのぎ刀剣交換会」の主催者である大沢都志夫さんは、刀剣会の目利きと名高い方です。お店の経営と市場の運営のほかに、日本刀剣保存会の審査員・副理事長の重職を長年務められるなど、日本刀の啓蒙活動にも余念がありません。
 大沢さんは今年で75歳になりますが、元気いっぱい。「刀が好きで始めた仕事です。天性の仕事と思い、楽しみながら頑張っています。」と話されています。
 ここは、小川和紙の里としてユネスコの無形文化遺産に指定された有名な地域です(細川紙)。交通手段は、東武東上線の小川町駅からタクシーで15分。車で来られるお客様には広い駐車スペースが確保されています。
 会場の近くに名湯の玉川温泉があり、一風呂浴びて行楽気分で来会される方もいるそうです。地元生産農家の野菜直売所でお土産を仕入れるのもよし。お酒好きには地酒の「晴霞」がお薦めとのこと。
 「愛される交換会を目指しています。組合員の皆さまのお越しを心よりお待ちしています」と大沢さんからの伝言がありました。
 大沢さん、これからも健康でますます活躍されることを切に願っています。(生野 正)

■連絡先=しのぎ刀剣美術館 〒355-0343 埼玉県比企郡ときがわ町五明267-5
     ☎0493-65-282

しのぎ刀剣交換会の会場風景

《※本記事は、弊社代表が執筆し、組合誌「刀剣界 第36号」(2017年7月15日発行)に掲載された内容を再構成したものです。》

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