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第一回「刀座」は成功裏に閉幕

第一回「刀座」は成功裏に閉幕

 

コロナ禍による中止で四年越しとなってしまい、待ちに待たれた日本刀の展示販売イベント・第一回「刀座」が去る4月1日(土)と2日(日)、大阪城ホール内、城見ホールで開催されました。私も初日に取材に行ってきましたので、報告させていただきます。

会場となった城見ホールは、JR大阪城公園駅から徒歩で5分ほど。駅を出ると、左手には大阪城。正面のひときわ目立つ丸い屋根の建物、大阪城ホールの1階です。周辺はお花見の名所で、折しも桜が満開を迎えており、国内外から訪れた観光客と、周辺施設で行われた音楽イベントの観客とが合わさり、すごい人出でした。

少し進むと、刀座の案内板がキラリ。見つけて入場すると、ここも賑やか。見たことある刀屋さんがいる、いる。

東は関東や新潟方面から、西は九州各地から大阪目指して持ち寄った武具の名品を陳列する気迫いっぱいの37店舗がズラリ。入場者も写真のように大変な賑わい。商品を手に取ってご満悦なお客様の姿を目にする度に、刀座実行委員会代表・花田豊広さんのニコニコ顔が重なります。

会場で花田さんにインタビューをしました。「どれくらい来てくれるか心配だったけれど、多くのお客さまにご来場いただけて本当に良かった」「実はね、コロナがなかったら、4回目の開催になっていたかもしれない」と、率直な感想が聞けました。

何の下地もないところからこれだけ盛大なイベントを企画し、実現されるには多くのご苦労があったことでしょう。成功に導かれた花田さんにあらためて「この度はおめでとうございます」と、お祝いを申し上げます。

せっかく大阪まで来たのだからと思い、私も買い物をして会場を後にしました。

今回の刀座は、2日間で1300を超える入場者数があったとのこと。西も東も、刀剣ブームは真っ盛りです。この度の刀座盛会は、私たちの業界全体を勇気づけるイベントとなりました。                 (生野正)

 

《※本記事は、弊社代表が執筆し、組合誌「刀剣界 第66号」(2023年4月15日発行)に掲載された内容を再構成したものです。》

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