米沢住義国は加藤綱俊門人です。出羽国米沢で文久から元治頃にかけて活躍した腕利きの刀匠です。 本刀は腕利き米沢住義国の真価を余すところなく発揮した優刀です。
刀 米沢住義国作 文久二年十月日 保存刀剣鑑定書
Katana [Yonezawa-jyu Yoshikuni][N.B.T.H.K] Hozon Token
品番:KA-020121
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Peper(Certificate): 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):出羽国,山形県(Dewa)・江戸時代後期 文久二年(Edo era 1862)
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刃長:Blade length(Cutting edge):69.7cm(二尺二寸九分) 反り:Curve(SORI): 2.1cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.97cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane:0.76cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.40cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane:0.60cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧筋違鑢目、目釘孔1
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。 地鉄:Jigane(Hada): 杢目肌風。 刃文:Temper patterns(Hamon): 直ぐで湾れる。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 小丸へ返る。 登録:Registration Card: 東京都
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【解説】米沢住義国は加藤綱俊門人です。出羽国米沢で文久から元治頃にかけて活躍した腕利きの刀匠です。米沢住義国作、出羽国住加藤義国鍛之、義国、などと銘を切ります。作風は小沸出来の直刃または互の目乱を焼いた作品を多く残しています。新々刀中上作。 本作は、刃長は二尺二寸九分。身幅と重ねは尋常。腰ぞりで反りがやや深く姿バランス良い一振です。地鉄は板目肌がよく練れて杢目肌風になる地金で、肌色が明るくしっとりとして地沸がつきます。刃文は小沸出来の湾れの焼き出しで始まり、直ぐ調子となって、更に物打付近より焼き幅を広めて湾れとなるものです。匂口が明るく刃縁の所々に小沸が叢付いて真砂のように輝いています。帽子はそのまま小丸へ返ります。茎は丁寧な化粧鑢が施されて刻銘がかっちりと刻まれています。朽ちこみは無く保存良好です。本刀は腕利き米沢住義国の真価を余すところなく発揮した優刀です。白鞘、保存刀剣、金着一重はばき。
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