刀(金象嵌銘)包永 特別保存刀剣
Katana [Kanenaga][N.B.T.H.K] Tokubetsu hozon Token
品番:KA-060420 |
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):大和国,奈良県(Yamato) 鎌倉時代後期 正応頃~寛正頃(Late Kamakura period about 1288~1460) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 76.2cm(二尺五寸強) 反り:Curve(SORI): 2.2cm |
【解説】手掻包永は、大和国「手掻派」の開祖です。鎌倉時代末期の正応頃(1288年頃)から南北朝時代、さらに室町時代中期末の寛正頃(1460年頃)にかけて繁栄しました。手掻派は、東大寺の西の門である「輾磑門」(てんがいもん)の門前に集団居住した一群の刀工達のことを示し、「てんがい」が訛り、「手掻」と称するようになったと言います。東大寺専属の鍛冶集団でした。包永は「校正古刀銘鑑」に、初代から3代まであると記述され、手掻本流の優工として知られています。国宝、重要文化財に指定された名作が残っています。本作の包永は室町時代に入る末手掻とは考えにくく、それ以前の南北朝あたりの包永ではないかと鑑せます。 |
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