本刀は長船重真の上々の一作。元重らと地刃の出来も類似しており、古雅で力感のある逸品としてご紹介いたします。
刀 無銘 長船重真 特別保存刀剣鑑定書 中古刀上作 良業物
Katana [Mumei(Osafune Shigezane)(Yoki-wazamono)][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token
品番:KA-090924
価格 (price)2,000,000円(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):備前国,岡山県(Bizen)・南北朝時代 建武頃(Nanbokucho period about 1334~)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 72.1cm(二尺三寸八分) 反り:Curve(SORI): 2.0cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.16cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane:0.66cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba):2.60 cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane:0.50cm 茎:Sword tang(Nakago): 切鑢目、目釘孔2個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌に杢目交じる。 刃文:Temper patterns(Hamon): 小乱れを主として小丁子、小互の目、角互の目などが交える。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐで先小丸へ浅く返る。 登録:Registration Card: 山口県 昭和二十六年
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【解説】 長船重真は、左兵衛と称され、元重の弟、景光の弟子と伝わります。作風は元重、近景等に似るとされ、直調子に逆足入り、鋸刃などを交えた刃などを焼きます。 本作体配は、刃長が二尺三寸八分。身幅尋常、重ねやや薄く、反り適度に利いて、中切っ先の延びた姿の鋭く美しい刀姿の一刀です。表裏には棒樋の彫刻が刻されます。地鉄は板目肌に杢目交じり、処々流れ心、肌目に沿って細かな地景が入り、乱れ映りの立つ、澄んで潤いのある肌を呈します。焼刃は、匂出来の小乱れ刃を基調とし、小丁子、小互の目、角互の目などを交え、匂口柔らかに明るく冴えます。帽子は直ぐで先小丸へ浅くと返ります。茎は磨上げながら、落ち着いた錆味で雰囲気が良いです。本刀は長船重真の上々の一作。元重らと地刃の出来も類似しており、古雅で力感のある逸品としてご紹介いたします。白鞘、金着一重はばき、特別保存刀剣鑑定書。
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