2019年12月16日
日本刀の形態研究(十三)
日本刀の形態研究 第四章 日本刀の発展について第九節 正清、安代時代(中新刀後期)
寛文、延宝の新刀盛期は貞享の頃まで続くのですが、ここを界として急激な衰亡を見せるのです。……
2019年12月13日
日本刀の形態研究(十二)
日本刀の形態研究 第四章 日本刀の発展について第八節 虎徹、助廣、眞改時代(中新刀前期)
この時代は年号を以て示せば、萬治、寛文、延宝を中心とします。……
2019年12月11日
信秀は越後国、文化十二年(1815)の生まれで、通称栗原謙司と言います。師は、江戸後期の名工、源清麿であります。作風は身幅広く、重ね厚く、切先延びごころに先反りの気味があり、板目肌よく錬られて、地景が入ります。刃文は、大互の目乱砂流し、金筋交じる。刀身に這龍、不動明王、梅枝その他色々な彫物があり、鑚は浅く、密なる彫物がある。初期作は「彫同作」と必ず切り、晩年はないものがあります。……
2019年12月10日
実業家、数奇者、茶人、刀剣蒐集家と幅広い経歴をお持ちの方でございます。明治20年(1888)徳島市の生まれ、明治43年(1910)大阪市東区の呉服商河瀬家に婿入し、家業を継いで盛んにしました。家業のかたわら古美術、主に刀剣、具足を蒐集、この頃「偉風堂」と号します。はじめは、兵庫県本山村に住み、この時期に本間順治氏と知遇を得たと言われています。……
2019年12月9日
日本刀の形態研究(十一)-三
日本刀の形態研究 第四章 日本刀の発展について第七節 国廣、忠吉、康継時代(新刀)-三
○五ヶ伝の勃興 慶長、元和の相州伝全盛の時代も寛永頃から次第に各伝の勃興となって現れて来ます。……
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