2019年10月14日
日本刀の形態研究(七)
第四章 日本刀の発展について
従来日本刀の研究は五ヶ伝を中心とした作風の解説が主なもので、それは鑑定という一種の作者判じの方法が興味本位に行われていた為といってよいかと思います。即ち刀身の出来を示すことによって製作者を判定するというのに対して五ヶ伝を中心とする種々の解説は確かに効果的なものがあります。……
2019年10月10日
日本刀の形態研究(六)-二
第三章 彫刻について-二
○剣巻龍、旗鋒(肥前宗長) 鋭い顔の龍、それに胴体にうねりを見せている迄、肥前宗長の彫刻の特徴です。初代忠吉にそれが多く二代忠廣、肥前初代正廣にもあります。二代忠廣、初代正廣は時代的に吉長の彫刻が多くあります。……
2019年10月7日
日本刀の形態研究(六)
第三章 彫刻について
刀身に彫刻を施す事は古くよりあった様ですが、現存作品を中心にして観察をするならば、豊後行平、長船長光に始まるとされます。而して行平の時代については従来元暦頃と考えられてきたのですが、私は種々の点からこの時代には疑問を持っています。……
2019年10月3日
日本刀の形態研究(五)-六
第三章 図解による刃文の時代的変換-六
○逆丁子(四郎右衛門兼若)小沸つき、逆になりたる丁子、激しい感じをあたえる。帽子少し乱れ返りがない。四郎右衛門兼若の見所は小沸つきの逆丁子たる事にある。……
2019年9月30日
日本刀の形態研究(五)-五
第三章 図解による刃文の時代的変換-五
○乱刃(大興五國重)沸荒く乱れ砂流し喰違い交じり、沸崩れもあり、帽子小丸沸深く返り深い。棟焼付く。この國重一門にこの作風がある。呰部為家などにもある。……
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