2018年7月20日
今回は短刀の歴史について見ていきましょう。 短刀というのは、日本刀の型の中で長さ一尺くらいより以下のものに付せられた名称であります。 用途の相違による外装の変化によって、一般には合口、匕首、鎧通し、右手着、懐剣、小脇指、と名称が違って呼ばれています。……
2018年7月15日
六月四日、刀剣博物館を「刀剣・和鉄文化を保存振興する議員連盟」の一行が視察に訪れました。見えたのは、甘利明共同代表世話人をはじめとする加盟議員、細田博之・竹下亘・武藤容治・山田賢司・青山繁晴・小川克巳・山田宏・長尾敬・三宅伸吾・高鳥修一の十一氏。文化庁から山﨑秀保文化財部長・圓入由美美術学芸課長・福島俊輔美術学芸課企画係長の三名が同行されました。……
2018年7月10日
ここから、日本刀がどのように変化していったかを時代ごとにたどっていきます。 奈良朝の初めから、現代に渡ります間を、七つの期に分け、そうして古刀五箇伝、新刀期に入りまして、更に一箇伝増えまして六箇伝の流派に分かちます。……
2018年7月1日
前回に引き続き日本刀の変革史を見ていきましょう。 後小松帝御宇の明徳の頃に、さしもの南北両朝の相克もついに統一を見たのである。従ってこの時代は長い間の国を挙げての戦塵がようやく納まって、世態はたとえ一時なりであったとはいえ兎も角も小康を得たという状態であったのであります。……
2018年6月20日
今回から二回に分けて、日本刀の変革史について見ていきましょう。 我が国の刀剣は古代において既に相当発達をしていたのであります。名刀の名としては、畏れ多くも三種神宝の、天叢の御剣を始め、天之尾羽張、大蛇之麁正、部之御霊御剣などという著名なる剣名が残されてあります。 太刀の種類としては、十握剣、八握剣などの名があり、これは五指をもって計った寸法なのであると思います。……
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