脇差 肥後住藤原直宗 於八代造 文政十二年四月日 附 茶漆塗腰刻鞘脇指拵 保存刀剣鑑定書
Wakizashi [Higo-Jyu Fujiwara Naomune](Doutanuki Arimune) [N.B.T.H.K] Hozon Token
品番:WA-070316 |
鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 肥後国(higo/Kumamoto) 文政十二年(Edo era 1929年頃) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 51.7cm(一尺七寸一分)反り:Curve(SORI): 0.9cm |
【解説】Additional Information: 同田貫は九州肥後国菊池の同田貫(地名)を本拠地に、永禄頃から活躍した肥後刀工の一群で延寿派の末流と伝えられています。本品の肥後住藤原直宗は、江戸時代は文政頃の人です。新々刀期には肥後同田貫一派の末尾を飾った良工と名高い刀匠です。彼は同田貫宗廣とともに江戸の水心子正秀に学びました。鍛法をよく研究したことで知られ、刀剣疑解など著書を残しています。細川家の藩士で六千石の重臣でした。刻銘は肥後住藤原直宗、肥後住騎士沼田藤原直宗、有宗とも号し、肥後国住有宗と刻しました。 |
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