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トップページ » 日本刀販売 刀剣販売 刀販売 » 刀・太刀 » 刀 奥州住兼定(会津十代兼定)(KA-060122)
著名である十一代和泉守兼定へと繋がる十代兼定の高い技量を余すところなく示した傑作刀です。

刀 奥州住兼定(会津十代兼定) 文政十一年二月日 特別保存刀剣鑑定書 新々刀上作

Katana [Osyu-ju Kanesada(10th generation)][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token


刀 奥州住兼定(会津十代兼定) 文政十一年二月日 特別保存刀剣鑑定書 新々刀上作

品番:KA-060122
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):陸奥国会津,福島県(Mutsu-Aizu)・江戸時代後期 文政十一年(Late Edo period 1828)

刃長:Blade length(Cutting edge): 69.6cm(二尺三寸弱) 反り:Curve(SORI): 1.6cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.27cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.83cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.50cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.60cm
茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、筋違鑢目、目釘孔1個。

体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。
地鉄:Jigane(Hada): 柾目肌。
Temper patterns(Hamon): 互の目乱。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて先小丸に返る。
登録:Registration card: 広島県

【解説】奥州住兼定は、会津兼定一門の十代目にあたる人です。和泉守を冠するのものには十一代との合作もあります。作品は文政から文久あたりまでの作品が残されています。子の十一代兼定は和泉守を受領して和泉守兼定と銘打ち活躍しました。新選組の土方歳三の刀を鍛えたことで人気がある刀匠です。
奥州会津十代の刻銘には、奥州会津住藤原兼定、奥州会府臣古川兼定、奥州会津住兼定、陸奥住兼定、などがあります。本作は文政十一年、姿が良く肌がきれいな作品を多く残した十代兼定の青年期の優刀です。体配は二尺三寸三分の刃長で、反りが適度につき身幅、重ね共に尋常で、誠に優美な刀姿の一振です。地鉄は柾目肌が良く現れて地沸が付きます。刃文は互の目が整然とし、小沸がついて良く冴えます。刃中には頻りに足入り、刃縁には処々砂流しがかかり働きます。帽子はそのまま乱れて先小丸へ返ります。茎は生ぶで鑢目、刻銘共に最良な状態です。本刀は、著名である十一代和泉守兼定へと繋がる、十代兼定の高い技量を余すところなく示した代表作品です。会津の御刀をお探しの御方は勿論、会津にお住いの御方にもぜひご検討いただきたい同銘作中で秀抜した御刀です。白鞘、銀着せ一重はばき、特別保存刀剣鑑定書。

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