本刀は、奥州会津住兼定の円熟期の作品で、和泉守兼定十一代へと繋がる高い技量を余すところなく示した同銘作中で秀抜した御刀です。
刀 奥州会津住藤原兼定 嘉永七年寅二月吉日 附 媚茶漆鞘打刀拵 特別保存刀剣
Katana [Ousyu-Aizujyu Fujiwara Kanesada] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:KA-080120
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
|
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):陸奥国、会津藩、福島県(Aizu)・江戸時代末期 嘉永七年(Edo era 1853)
|
刃長:Blade length(Cutting edge): 71.1cm(二尺三寸四分半) 反り:Curve(SORI): 1.0cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.05cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.81cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.4cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm 拵全長:Length of Koshirae: 約 103cm 茎:Sword tang(Nakago):生ぶ、筋違鑢目。目釘穴1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 地鉄:Jigane(Hada): 柾目肌。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目乱れる。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて小丸へ返る。 登録:Registration Card: 東京都
|
【解説】奥州会津住藤原兼定は、奥州会津十代目にあたる人です。和泉守銘のものには十一代と合作の物もあります。作品は文政から文久あたりまでの作が残されています。子の十一代兼定は和泉守を受領して和泉守兼定と銘打ち活躍しました。新選組の土方歳三の刀を鍛えたことで人気がある人です。 奥州会津十代の刻銘は、奥州会津住藤原兼定、奥州会府臣古川兼定、奥州会津住兼定、陸奥住兼定、などです。本作は嘉永七年、兼定が五一歳のときの作品です。姿が良く肌がきれいな作品を多く残す十代兼定の円熟期の優刀です。 体配は、二尺三寸四分半ほどの刃長で反りが浅く身幅は広く、重ねも厚い実践を重要視して作られた刀姿の一振です。地鉄は柾目肌が現れて地沸が付きます。刃紋は互の目乱れ刃紋で、実践により折れにくいように刃の幅は限定的に抑えたもので、匂い口やや締まり心に小沸が付く、互の目に尖り互の目を交えた刃紋です。刃中には、足、葉、鍛え肌に添うように砂流しに金線がかかるなどして盛んに働きます。帽子はそのまま乱れて小丸へ返ります。茎は生ぶで鑢目、刻銘共に最良な状態です。附の拵は江戸時代に流行した昆布の色を再現した色漆で塗られた打刀拵が附いています。金具も良いものが使われております。刀に見合った良い拵です。本刀は、奥州会津十代目、奥州会津住藤原兼定の円熟期の作品で、十一代和泉守兼定へと繋がる高い技量を余すところなく示した代表作品です。ぜひとも会津の御方の御手元に置いていただきたい同銘作中で秀抜した御刀です。
|
誠友堂の商品はすべて二つとない、一品物でございます。
お求め逃がしのございませんよう。
掲載されている商品は店舗でご覧いただけます。ご来店の前にお電話にてご確認ください。
写真画像
写真をクリックすると、拡大表示されます。拡大画像の左側をクリックすると前の写真に、右側をクリックすると次の写真に移動します。下部に閉じるボタンがあります。
ご記入頂きましたお客様の個人情報は、日本刀・刀剣 誠友堂を運営する株式会社 銀座 誠友堂が適切かつ安全に管理いたします。個人情報の取扱いに関して詳しくは、弊社の販売規定をご覧ください。
日本刀販売 株式会社 銀座誠友堂
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館2階
メール: touken@seiyudo.com 電話:03-3558-8001
特定商取引法に基づく表示
|