本刀は助廣写しにおいて名高い宗氏の最高傑作と位置づけ出来る優品で、現代刀の精華を示す至宝の一振です。
刀 筑州住宗昌親作 平成十七年二月日
Katana [Cikusyu-jyu Sou Masatika]
品番:KA-120215
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 無鑑査刀匠.
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 福岡県(Fukuokaken) 平成17年 (Heisei)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 74.2cm(二尺四寸五分弱) 反り:Curve(SORI): 1.8cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.35cm 元重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.77cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.75cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.6cm 茎:Sword tang(Nakago): 茎生ぶ、化粧筋違い鑢目。目釘孔一 体配:Shape(Taihai): 中切先、鎬造、庵棟、姿良し。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌良く詰み地沸え付く。地鉄精良。 刃文:Temper patterns(Hamon): 濤乱風の大互の目に小沸え厚く付く。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直となり小丸へ返る。 登録:Others: 福岡県
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【解説】筑州住宗昌親作 宗昌親(まさちか)刀匠。本名は宗正敏。現在は無鑑査作家に認定されている名匠です。昌親刀匠は平成二年に新作刀展覧会に初出品し新人賞と優秀賞を受賞します。以降、連続で優秀賞と努力賞を受賞。平成九年には全日本刀匠会理事長賞の特賞を受賞。以降、日本美術刀剣保存協会名誉会長賞、同会長賞、文化庁長官賞、高松宮賞の特賞を連続して受賞という栄誉を得ました。以前に平成十七年二月年紀の高松宮賞を受賞作品を当店にて御紹介させていただきましたが、本作も同年紀でありますので、同時に鍛刀されたうちの一本ということになります。ですから出来の具合は通常に見る作品より優れたものとなります。 本刀は越前守助廣を彷彿とさせる作品で、体配は身幅広く先幅落ちず、重ね厚くガッシリとした誠に優美な姿の御刀であります。地鉄は小板目が緊密に詰んだ鍛に、沸匂深い濤乱風の大互の目を焼いています。焼刃は最も明るく冴えて力強く光を放っています。透明感ある刃中に雲が沸き立つように沸が広がる様は見事の一言で感服の至りです。茎は名刀にふさわしく非常に丁寧な仕上げで化粧筋違い鑢目が整然として美しく、立派な力ある鏨で銘を切り上げています。鋩子は焼きが高い直ぐ刃となって小丸へ深く返ります。白鞘。金着せ二重はばき。御家の御宝刀にいかがでしょうか。宗昌親氏は高松宮賞の受賞暦がある無鑑査刀匠です。今後はますます注目の御刀になっていくと思われます。
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