月山貞勝門 喜多貞弘。地鉄は綺麗な肌目がよく現れ、焼刃は表裏で揃って華やかな、味わい深い同工の優品としてご紹介致します。奈良県重要無形文化財保持者。
刀 柳生庄源貞弘造之(喜多貞弘) 昭和五十六年皐月吉日 保存刀剣鑑定書
Katana [Kita Sadahiro][N.B.T.H.K] Hozon Token
品番:KA-120324
価格 (price)650,000円(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):奈良県(Nara)・昭和五十六年(Showa era 1981)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 約70.1cm(二尺三寸一分半) 反り:Curve(SORI): 1.3cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.14cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.71cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.40cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧鑢目、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌に杢目を交えて総体肌が現れる。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目乱れ。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 一枚帽子風となり返る。 登録:Registration Card: 奈良県
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【解説】 喜多貞弘は本名を喜多弘といい、月山貞勝の弟子で、後の人間国宝 月山貞一とは兄弟弟子の関係です。鍛錬場は大和斑鳩法隆寺の近くに有り、毎日新聞社長賞を初め、新作刀展では数々の栄誉を受け、晩年は奈良県重要無形文化財に指定されました。同工は相州伝の第一人者として大変有名な刀匠で、その高い技量が故、多くの作品が古作に紛れて偽物の材料となったとも云われています。 本刀体配は、刃長が二尺三寸一分半、身幅元先幅差つき、重ね尋常、反り適度で、中切っ先となる刀姿の一振です。地鉄は良く練られた板目肌で、処々流れ心、杢目を交え、総体肌がよく現れた精良な鍛です。刃文は互の目乱れで、緩やかに高低が付き、小沸が付いて明るく冴えます。帽子は一枚風となって返ります。茎は化粧鑢がかかり、刀工銘と年紀を刻します。月山貞勝門 喜多貞弘。地鉄は綺麗な肌目がよく現れ、焼刃は表裏で揃って華やかな味わい深い同工の優品としてご紹介致します。奈良県重要無形文化財保持者。白鞘、金鍍金二重はばき、保存刀剣鑑定書。
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