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本作は越中、文亀(1501年~1504年頃)の平国作と極められ、保存刀剣に認定。

短刀 無銘 宇多平国 保存刀剣鑑定書

Tantou [Uda Hirakuni] NBTHK Hozon


短刀 無銘 宇多平国 保存刀剣鑑定書

品番:TA-08113
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Peper(Certificate):  保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):越中(Ecyu) 室町時代・文亀頃(Muromachi era 1501年頃)

刃長:Blade length(Cutting edge): 29.6cm(九寸七分七厘) 反り:Curve(SORI): 0.3cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.88cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.68cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.3cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm 
茎:Sword tang(Nakago): 生茎、切鑢目、目釘孔一

体配:Shape(Taihai): 平造り、庵棟、姿健全。
地鉄:Jigane(Hada): 板目が肌立つ。
刃文:Temper patterns(Hamon): 大互の目乱れ、小沸つく。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 小丸へ深々と返る。
登録:Others: 香川県 昭和28年

【解説】宇多とは、鎌倉時代末期に大和宇多郡より越中へ移住した国光が祖となり、国宗を筆頭に活躍した刀工群です。他に、国房、国次、等の刀工が活躍し同銘相継いで、室町時代に渡り栄えました。宇多派の中で、鎌倉時代末期~南北朝時代の作品を古宇多、室町時代の作品を宇多と呼びます。本国大和物に類似したものや、山城物を思わせる地鉄のものなど作域は広く、地鉄は板目に杢目や柾目を交え大肌となったり地がやや黒ずんで、喰違刃、ほつれ、金筋、砂流し、掃き掛け、等が良く働く物が多いです。本作は越中、文亀(1501年~1504年頃)の平国作と極められ、保存刀剣に認定された一振りです。 地鉄は古刀特有の板目肌が肌立つ御刀で覇気があります。また淡い映りが上がって古刀独特の働きがあります。刃文は複雑で様々によく働いて古雅な雰囲気です。帽子は小丸に深々と返っています。金着せ一重はばき。五百年以上前の短刀です。古い研ぎの品なので特価でご案内します。
 

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