脇差 丹波守藤原照門 於関以南蛮鉄作之 附 黒蝋塗刻鞘脇差拵 特別保存刀剣
Wakizashi [Tanbanokami-Fujiwara-Terukado] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:WA-070220 |
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):美濃国、岐阜県(Mino)・江戸時代中期、寛文頃(Edo era about 1661~) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 45.8cm(一尺五寸一分)反り:Curve(SORI): 1.5cm |
【解説】丹波守藤原照門は宗九朗といい、美濃伝関七流の善定家に属し、俗名を善定惣右衛門と称しました。初銘は兼門で、善定家の頭領であった氏房が名古屋に移住すると後を継いで関鍛冶の鍛冶頭を務めました。新撰組局長の近藤勇の愛刀としても知られる丹波守藤原照門は万治1658年頃の関を代表する刀工です。はじめ丹波大掾を任官し、万治2年丹波守を受領すると同時に照門と改銘しました。当時照門はなかなかの人気工であったため、於関善定作之のほか、武州於江戸以南蛮鉄作之 、於桑名以地金下作之など、各地に出向いて作刀したことが遺作の茎に刻されて残ります。照門を名乗ったのは一代限りで次代からは兼門銘に復しその銘は現代まで続きます。 |
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