脇差 尾崎長門守藤原助隆 寛政十二年八月日 附 金梨子地紋散蒔絵鞘糸巻小太刀拵 保存刀剣鑑定書
Wakizashi [Ozaki-Nagato-no-kami Fujiwara Suketaka][N.B.T.H.K] Hozon Token
品番:WA-070222 |
鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 摂津国,大阪府(Settsu)・江戸時代後期 寛政十二年(Late Edo period 1800) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 40cm(一尺三寸三分) 反り:Curve(SORI): 0.6cm |
【解説】尾崎助隆の本国は播磨で宝暦三年に生まれ。後に大阪に出て貝三原の末裔である同郷の先輩、黒田鷹諶の門人となります。寛政十年に長門守を受領し、それ以後は尾崎長門守助隆と楷書で銘を切るようになりました。刻銘は、尾崎長門守藤原助隆、尾崎長門守藤原朝臣助隆と銘切します。水戸の直江助政、大坂の天龍子正隆、作州津山の多田貴勝等、多数の門人を育てた大阪新々刀を代表する名工で、特に濤乱刃の名人と評され西の助隆、江戸の水心子正秀を東の正秀と称し賞賛されました。文化二年没、五十三才。
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