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本作は三尊仏の彫刻を加え見栄えがして、誠に立派で覇気が感じられる一振であり、会社の守刀にもお奨めしたい源貞弘刀匠の力作の逸品です。

脇差 和州斑鳩住源貞弘造之 昭和四十九年八月日 三尊仏彫刻 越後国三条昭忠源雪房

wakizashi [Sadahiro]


脇差 和州斑鳩住源貞弘造之 昭和四十九年八月日 三尊仏彫刻 越後国三条昭忠源雪房

品番:WA-070416
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Paper(Certificate): 現代作未鑑定

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 奈良県(Nara) 昭和四十九年(Syouwa era 1974年頃)

刃長:Blade length(Cutting edge): 46.9 cm(1尺5寸5分) 反り:Curve(SORI): 1.0cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.4cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.68cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.9cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.53cm
茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧筋違鑢目、:Mekugiana(Rivet Holes): 1

体配:Shape(Taihai): 表、鎬造、庵棟、中切先延びる、裏、片切り刃造、
彫刻:Engraving: 表、二本樋 裏、三尊仏を彫る
地鉄:Jigane(Hada): 板目よく詰み、地沸付く。
刃紋:Temper patterns(Hamon): 互の目に丁子刃紋。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて小丸に返る。
登録:Registration:  奈良県 昭和49年

【解説】源貞弘刀匠は 月山貞勝の弟子で人間国宝月山貞一と兄弟弟子となります。本名は喜多弘です。鍛錬場は大和斑鳩法隆寺の近くに有り、昭和44年の毎日新聞社長賞を初め、新作刀展 では数々の栄誉に輝いた天才肌の作家です。奈良県の重要無形文化財に成りました。貞弘刀匠は刀工として当時古刀写しの第一人者として大変有名な刀匠です。しかし貞弘のかなりの作品が古作に紛れ偽物の材料とされてしまいましたことは残念です。
 本作は表裏の形態が違う変わり造の脇指で、刃長は1尺5寸5分程で、表が鎬造で裏が片切り刃造りとなる御刀です。表裏には二本樋と三尊仏の彫刻があしらわれ、刀身の美術性を高めています。地鉄は板目鍛が練れて地沸が付きます。刃紋は表が匂口締まり心に沸がつく湾れに互の目が交じる刃を焼いていて、裏は、匂口締まり心に沸がつく、小互の目に尖り互の目が交じる刃です。刃中には砂流し金線が良く働いて誠に上手です。帽子は乱れて砂流し、金銭を働かせて小丸へと十分に返ります。茎は生ぶで鑢目綺麗に整い、刻銘がキッチリ刻されます。尚、茎棟には刀身彫刻師の越後国三条昭忠源雪房の名が刻されています。本作は三尊仏の彫刻を加え見栄えがして、誠に立派で覇気が感じられる一振であり、会社の守刀にもお奨めしたい源貞弘刀匠の力作の逸品です。白鞘、金着せ一重はばき

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