室町時代の兼常で、筋が通った短刀です。附の拵も見栄えが良くて立派です。内外揃った気持ちが良い短刀の優品です。
短刀 兼常 附 桜皮塗鞘短刀拵 保存刀剣鑑定書
Tanto [Kanetsune][N.B.T.H.K] Hozon Token
品番:TA-040420
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 美濃国 (Mino-Koku) 室町時代・永禄頃(Eiroku 1558年)
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刃長:Blade length(Cutting edge):23.4cm(七寸六分) 反り:Curve(SORI):0.2cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.53cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.46cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.2cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.35cm 拵全長:Length of Koshirae: 約43cm 茎:Sword tang(Nakago):生ぶ。檜垣鑢目、 目釘穴 1個。
体配:Shape(Taihai): 平造、庵棟。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌、映りたつ。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目乱刃紋。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 小丸へ返る。 登録:Registration Card: 兵庫県
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【解説】兼常の初代は大和鍛冶の一族で、応永頃に美濃関に移住したと云われています。以後、兼常は室町期に数代あり名跡は新刀期にまで伝わり繁栄します。兼常一派は、美濃鍛冶の双璧である孫六兼元、和泉守兼定(之定)に次いで評価の高い美濃鍛冶の代表的な家系で、特に切れ味の良さで有名な刀工群です。本作の兼常は永正頃から永禄頃に掛けての兼常と鑑せられます。 本刀体配は、刃長が七寸六分。平造りで身幅尋常、重やや薄く、僅かな反りがついた雅味ある姿健全な短刀です。地鉄は板目肌が流れ心で肌がよく表れ、室町後期の美濃刀らしい淡い映りが棟寄りに立つ鍛です。刃紋は先小沸出来の互の目を焼き、刃中は砂流が盛んに働く冴えた刃です。帽子は先掃きかけ心で小丸へ返ります。茎は生ぶで、錆び味、鑢目、刻銘、全て完全です。附の拵は、桜皮塗鞘の小尻に銀の海老小尻金具があしらわれたもので、他の小道具も良いものでまとまり風格があります。室町時代兼常の、附の拵も誠に立派。内外揃った気持ちが良い短刀の優品です。白鞘、桜皮塗鞘短刀拵、金着一重はばき、保存刀剣鑑定証。
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