短刀 備前国住長船与三左衛門尉祐定作(二代) 天正八秊二月吉日 特別保存刀剣
Tanto [Bizenkoku-ju-osafune Yosozaemonnojo Sukesada (2nd generations)][N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:TA-070120 |
鑑定書:Peper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 備前国,岡山県(Bizen)・安土桃山時代 天正八年(Azuchimomoyama period 1580) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 23.5cm(七寸八分弱)反り:Curve(SORI): 内反り |
【解説】室町時代後期、戦国時代に数多存在した末備前刀工の中で、最高峰に君臨する与三左衛門尉祐定の作品。長船祐定は勝光・清光らと並び、末備前と呼称される室町時代後期の備前鍛冶を代表する名工群です。同じ祐定の銘を名乗る刀工は六十余名と云われ数多いが、技量、知名度共に最上工として知られて高名なのは与三左衛門尉祐定です。永正から大永・享禄・天文年間にかけて活躍し、中国地方の、赤松氏・浦上氏・宇喜多氏の守護や守護代をはじめ、高位戦国武将の篤い支持を得て、その注文に応じた名作を残しています。天文十一年に与三左衛門尉初代が没すると、その跡を継いで二代を襲名したのが永正七年生まれの与三左衛門尉です。父初代の下で修業し会得した卓越した技量で初代同様の作柄を示し、与三左衛門尉祐定の銘を動かぬ地位に高めました。 |
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