健全で出来が良く、初代越前下坂の典型的な作柄を顕する平脇指の優品です
脇差 銘 肥後大掾下坂(初代康継) 良業物 茶石目地塗脇指 特別保存刀剣鑑定証
Wakizashi(Higo Daijyou Shimosaka) (1st Generation)(YokiWazamono)[N.B.T.H.K] Tokubetu Hozon Touken
品番:WA-050416
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定証
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):越前国(Echizen・Fukui)・江戸時代初期 慶長頃(Edo era 1596年頃)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 39.4cm(一尺三寸)反り:Curve(SORI): 0.6cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.93cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.6cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.6cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm 拵全長:Length of Koshirae : 約 70cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ茎、勝手下違鑢目。目釘穴:(Mekugiana):2個。
体配:Shape(Taihai): 平造、庵棟。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌練れる、地沸つく。 刃文:Temper patterns(Hamon): 丁子乱れ。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): そのまま小丸へ返る。 登録:Registration Card: 石川県
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【解説】肥後大掾下坂とは、初代康継の初銘です。本国は近江で、下坂市左衛門と称し、肥後大掾を受領して越前福井城主である結城秀康に召抱えられます。慶長十一年、秀康の世話で「康継」と改めて、葵門を切るようになりました。本作は前銘の肥後大掾下坂で、通称「越前下坂」と呼ばれるものです。 本刀作柄は、刃長が一尺三寸の、寸延びした平造刀で、身幅先幅、重ね尋常にして、形崩れが無く姿が良い脇差です。地鉄は、板目に流れ肌を交え、地錵が付き地景が入り強い地金となり、黒味を帯び肌目がよく現れます。刃文は、匂口深く、小沸つく丁子乱れ刃を焼き、足、葉入り、飛び焼き、刃中、砂流細かな金筋が働きます。帽子は、焼き幅高くして深く返っています。茎は生ぶで鑢目も刻銘も確りと残るよい状態です。拵も写真の通りで洒落た一口が附されています。内外揃って、健全で出来が良く、初代越前下坂の典型的な作柄を顕する平脇指の優品です。白鞘、金着二重はばき、拵、特別保存刀剣鑑定書
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