短刀　現入斎信行　慶応四年二月日　附 変塗鞘合口短刀拵　特別保存刀剣鑑定書

品番：TA-020125
価格 (price)1,200,000円(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)：摂津国,大阪府(Settsu)・慶応四年(Late Edo period 1868)

刃長：Blade length(Cutting edge):23.5cm（七寸七分半）　反り：Curve(SORI):約0.0cm
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.74cm 　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.71cm
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.30cm　 先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.60cm
拵全長：Length of Koshirae: 約39cm　茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧鑢目、目釘穴1個。

体配：Shape(Taihai): 平造、庵棟。
地鉄：Jigane(Hada): 板目肌。
刃文：Temper patterns(Hamon): 互の目乱れ。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐで先小丸に返る。
登録：Registration Card: 東京都

【解説】
現入斎信行。江戸時代後期 文久頃を活躍期とする摂津国出身の刀工です。「浪花住小池現入斎信行」「浪花住信行」「信行」などと刻銘します。
本刀、平造姿の短刀で、身幅元先十分で、重ね尋常、内反りとなる健全な体躯の御刀です。地鉄は板目肌で、地沸微塵に付いた精良な鍛です。刃文は互の目乱れ、刃縁に小沸よく付き、匂口明るく冴えた上々の出来栄えです。帽子は直ぐとなり先小丸に浅く返ります。茎は生ぶで化粧鑢がかかり、刀工銘と年紀が刻されます。拵は時代金具で合わせ、上品な変塗が施された御品が附きます。新々刀期、摂津国を出身とする現入斎信行の短刀。派手やかで且つ真面目な出来口の作品で、変塗の短刀拵と合わせてお楽しみいただける優品としてご紹介いたします。白鞘、金鍍金一重はばき、変塗鞘合口短刀拵、特別保存刀剣鑑定書。