脇差 尾崎源五右衛門助隆 寛政四年二月日 新々刀上々作 特別保存刀剣鑑定書
Wakizashi [Ozaki-Gengouemon-Suketaka](Jyoujyousaku)[N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:WA-040715 |
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 摂津国(Settu) 江戸時代・寛政4年(Edo era 1792年頃) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 52.6cm(一尺七寸三分半) 反り:Curve(SORI): 0.9cm |
【解説】尾崎助隆の本国は播磨で宝暦三年に生まれ。後に大阪に出て貝三原の末裔である同郷の先輩、黒田鷹諶の門人となります。寛政十年に長門守を受領し、それ以後は尾崎長門守助隆と楷書で銘を切るようになりました。刻銘は尾崎源五右衛門助隆、尾崎源五右衛門藤原助隆、尾崎長門守藤原朝臣助隆、などと銘切します。水戸の直江助政、大坂の天龍子正隆、作州津山の多田貴勝等、多数の門人を育てた大阪新々刀を代表する名工で、特に濤乱刃の名人と評され西の助隆、また同時期に江戸の水心子正秀を東の正秀と称し賞賛されました。文化二年没、五十三才。 |
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