脇差　無銘　大日本帝国海軍　飛行兵太刀拵　鮫鞘

品番：WA-081210
価格 御成約
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国・時代：

拵全長：82ｃｍ　刃長：50.6ｃｍ（一尺六寸五分）　反り：1.8ｃｍ　元幅：3.16ｃｍ　元鎬重：0.7ｃｍ
先幅：2.15ｃｍ　先鎬重：0.53ｃｍ
茎：生ぶ、鷹羽鑢目、目釘孔二

体配：　 中切先、鎬造、庵棟。
地鉄：　 板目肌。
刃紋：　 直刃紋。匂い出来。
帽子： 　直ぐで先小丸に返る。
登録：　 神奈川県　昭和５５年

【解説】
海軍刀です。拵寸法から考えて、海軍飛行兵の太刀拵だと思われます。鞘部分は黒い皮で包まれていましたが、今回の出品にあたり切らせていただきました。中からは思ったとおり鞘に傷が無く、立派な鮫皮鞘が現れました。皮で包まれていた為に傷まず、数十年経ても当時そのままの生ぶな状態を保ち続けてきた訳です。現存する海軍刀は少なく、旧日本軍が優勢だった頃のみにしか鮫鞘は作られなかった為に貴重な資料となります。（後は塗り鞘）ましてこのサイズのものは極めて少なく誠に貴重な品となります。刀身は御覧の通りで、鑑賞刀としては非力なものですが、昭和の粗悪刀ではなく古い時代の御刀と鑑せられます。細かい鍛えや傷欠点はありますが、拵のつなぎと御考えいただければ幸いと存じます。通常の刀剣商は軍刀の扱いを嫌いますが、貴重な海軍刀拵で保存状態が極めて良いので特別にご紹介させていただきました。誠に生ぶで、鍔を含む切羽８枚、鞘止安全ストッパーに至るまで２６番の刻印が揃って入っております。特価品として安価で販売します。飛行兵用のサイズです。軍刀マニア、日本軍軍装マニアの御方には必見の品です。