珍しい常州笠間住源正次の太刀で、茨城県を郷土とする御客様には、バッチリ御奨めの郷土刀です。
太刀 常州笠間住人保坂武八郎源正次 応 木村之良好鍛之 日本刀剣保存会鑑定書
katana [Mino Senjyuin Hounotou] [N.T.H.K] Nihon Token Hozon Kai
品番:KA-111811
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Peper(Certificate): 日本刀剣保存会鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):常陸国笠間(Hitati/Kasama) 慶応頃(Edo era 1864年頃)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 70.6cm(二尺三寸四分) 反り:Curve(SORI): 2.8cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.6cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 1.0cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.0cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.7cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ茎、化粧大筋違鑢目、目釘穴一。 体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、小切先。 彫物:Engraving: 裏に棒樋を掻き流す。 地鉄:Jigane(Hada):小板目肌流れて、地沸つく。 刃文:Temper patterns(Hamon): 中直刃。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐに小丸へ返る。 登録:Others: 茨城県登録
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【解説】常州笠間住人保坂武八郎源正次は、江戸時代の慶応頃に活躍した、常陸国の刀工です。常州笠間住人保坂武八郎源正次、常州笠間住源正次、笠間藩保城武八郎源正次、などと刻銘します。常州、常陸国は東海道の最遠、関東地方の東北端に位置する地域で、現在の茨城県が、そこにあたります。尚、笠間とは、茨城県の中部に位置する市で、古くから日本三大稲荷に数えられる笠間稲荷神社の門前町として、また笠間城の城下町として栄えたところです。笠間藩(八万石)は、牧野氏の城下。この地域での、鍛刀は少なく、本作の常州笠間住源正次の刀は、非常に貴重な文化資料となります。茨城県城里町では、正次の刀を町指定有形文化財に指定し保管されております。 http://www.town.shirosato.lg.jp/index.php?code=46 本刀、体配は、古刀を写した太刀姿でありながら、重ね厚い鎧通しを思わせる、特異な姿を呈した一振りです。地鉄は、小板目肌が詰んで流れ、地沸ついて地景現れます。刃文は、中直刃を焼いていて、刃縁には砂流しと金銭が幾重にも絡み、しきりに働きます。この様は誠に見事であり、見る人を魅了してくれます。また、これらの連続した働きは、帽子にまで至り、帽子先、金線の働きをもって掃き掛け小丸へと返る様子は、全く感心させられるほどの出来栄えです。茎は生ぶ。表裏に長銘で、常州笠間住人保坂武八郎源正次 応 木村之良好鍛之と刻銘が切られています。刀身に彫られた棒樋が御刀をキリッと引き締めており、美しい御刀です。作品は、珍しい常州笠間住源正次の太刀で、茨城県を郷土とする御客様には、バッチリ御奨めの郷土刀です。白鞘
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