丹後守兼道(初代)の代表作です。拵も写真の通り大変立派です。内外ともによく揃った御品です。
刀 丹後守藤原兼道 菊文一文字 (初代) 良業物 特別保存刀剣 附 朱菱文塗鞘肥後打刀拵 特別保存刀装具 新刀上作
Katana [Tangonokami Kanemichi][N.B.T.H.K] Tokubetu Hozon Token
品番:KA-131012
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書: 刀身:特別保存刀剣鑑定書 附:朱菱文塗鞘肥後打刀拵 特別保存刀装具
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):摂津国 (Settu)・江戸時代・寛文頃(Edo era 1661年頃)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 71cm(二尺三寸三分半) 反り:Curve(SORI): 1.7cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.17cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.74cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm 茎:Sword tang(Nakago): 生茎、勝手下鑢目、目釘穴一。 拵全長:Length of Koshirae : 約 103cm 体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目に杢目肌、肌詰んで地沸付く。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目丁子乱、飛焼く。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐで小丸に返る。 登録:Registration Card: 東京都
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【解説】丹後守兼道(初代)は通説に京二代吉道のニ男と云われ、吉兵衛といい直道とも銘しました。寛永二年に丹後守を受領します。大阪でも鍛刀しました。寛文一二年七十歳の長寿で没しています。初代作の多くには一と菊紋を茎に切りつけるものが多く残りますが、二代の作品にこれらが見られないことから、 はっきりと代を区別することができます。丹後守藤原兼道、丹後守兼道、三品丹後守藤原兼道などと銘を切ります。初代作は、簾刃や丹後守吉道の如き菊水刃、または本作のような互の目乱れ、丁子乱れ、が多いのに対し、二代作は匂深い直刃仕立の作品、または華やかな濤乱風の大互の目乱れ焼くなど当時の大阪新刀の流行を反映した作品を残しています。 本作は、長さ常寸超。身幅元先広く確りとして、反り加減も美しく見映えが良い健全な御刀です。地鉄は、小板目肌に杢目肌が交じり地沸が微塵に厚くつきます。刃文は、小沸出来の高低がある互の目乱れで、尖った互の目が入り飛び焼掛かります。刃中には、足、葉、砂流し、金線と様々な景色が現れ盛んな働きを見せています。帽子は、直で先火炎状となり小丸へ返ります。茎は生ぶで、錆味、鑢目、刻銘、全て申し分有りません。さて、拵ですが、刀身と同じくらい誉めてあげたい立派なものです。手にしてみると惚れ惚れとしてしまいます。素晴らしい塗の鞘、味わいある皮巻柄、蝶の象嵌が施された一作ものの肥後金物。こじりは突兵となり、穏かな雰囲気の中に、常に戦闘を意識しているかの様子で覇気があり、とてもよろしいかと思います。刀剣美術の良さは、こういうところに在るものと私は思います。以上、誉めてまいりました本刀、内外揃って名品です。某博物館にあったもので品として一級品となります。●(博物館で展示管理されていた名品です。よって研磨は古く、最新の研ぎを掛けると更に見違える刀になります。お買い上げの御客様には特別価格にて研磨を承ります。)
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