短刀 義秀 (立花圓龍子藤原義秀作) 保存刀剣鑑定書
Tantou [Yoshihide] NBTHK Hozon-Touken
品番:TA-098141 |
鑑定書: 財団法人 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書
国・時代: 武蔵国 本国上野 江戸末期 文久頃 |
刃長:27cm (八寸八分半) 反り: 元幅:2.67cm 元鎬重:0.77cm 体配: 平造。 |
【解説】本作の義秀は中山一貫斎義弘の孫で、勝村徳勝の門人の水府長島義勝の子です。本国は上野で圓龍子国秀の門人となります。武州郡内住立花義秀、武州郡内住立花圓竜子義秀、於奥州白川藤原義秀、於陸奥白川立花圓竜子義秀作、二字銘で義秀、などと銘を切りました。年紀では文久三年頃から慶応二年頃までの作を見ることが出来ます。彼の系統は肌物が得意で、本作も御多分に漏れず新々刀には見えない古刀と見間違えるほど肌を楽しませてくれる作品となります。その体配は平造で重ね厚く手にしてズッシリ重みを感じる、ごろんとした短刀姿で、先にも述べたように地鉄板目肌に渦巻き肌を交え肌立って、その模様に沿うように様々な働きをが刃中に展開し誠に覇気あふれる秀作です。刃文は直ぐで低めに焼きだして互の目風となって、更に湾れながら先に向かって火炎掛かり小丸へと返る、まるで物語を読むような刃文でありまして楽しめます。茎の銘も立派です。さて拵に参ります。鞘は時代の経過で少々傷んでいますが、黒塗りに千鳥でしょうか角か貝の象嵌が見られる洒落たものです。柄は鮫金漆磨き地に牛革で巻。縁頭は鉄地で南蛮風に透かし、竜を上手に彫り上げています。繊細な透かし鍔との相性もよろしく、なかなか凝った品物です。研ぎは時代の研磨のようです。それだけに研ぎ減り等無く刀身は至って健全也。日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書。内外共にきっとお楽しみいただけるであろう一振りです。 全てのVISAカード、Masterカード、NICOSカード、UFJカード、DCカード、 |
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