本作は、粟田口近江守忠綱の高度な技量を示した上出来な脇差です。
脇差 粟田口近江守忠綱(初代)保存刀剣鑑定書
Wakizashi [Awataguchi Tadatsuna][N.B.T.H.K] Hozon Token
品番:WA-010318
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai) : 摂津(Settu), 大阪府 万治頃(Edo ere 1658年頃)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 55cm(一尺八寸一分強) 反り:Curve(SORI): 1.1cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.8cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.7cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.2cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、筋違い鑢目、目釘孔一
体配:Shape(Taihai): 中切先、鎬造り、庵棟、反り有り姿良し。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌。 刃文:Temper patterns(Hamon): 小沸出来の互の目乱れ。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐとなって小丸へ返る。 登録:Others: 宮城県
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【解説】粟田口近江守忠綱は万治頃の刀匠で忠綱の初代です。本国は播州姫路、はじめ洛陽、後に大阪に住します。近江大掾、後に近江守を受領します。山城国粟田口藤原忠綱、粟田口近江守忠綱などと銘を切ります。新刀上作に列位。 体配は、一尺八寸のやや長めな刃長、身幅は尋常で反りが頃合に利いた姿が良い脇差です。地鉄は板目肌で非常に潤い感じる肌です。刃文は大阪焼出しと言われる直刃で始まり、互の目に尖った互の目が入り乱れ高低の絶妙なバランスをつくります。刃中大変明るく、匂い深く小沸ついて足入り砂流しがよく掛かって大変華やかです。帽子は直となり上品に小丸へ返ります。茎は御覧頂いております通りで、キッチリした銘彫と、錆味も良好です。金着せ一重はばき。保存刀剣鑑定書。
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