脇差　越前国下坂貞次 (初代)剣巻龍欄間透彫 新刀上作 特別保存刀剣鑑定書

品番：WA-060412
価格 特価(price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 越前国(Echizen)・江戸時代・寛永頃(Edo era １６２４年頃)

刃長：Blade length(Cutting edge): 38.4ｃｍ（一尺二寸七分）　 反り：Curve(SORI): 0.7ｃｍ　
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.24ｃｍ　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.67ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.6ｃｍ　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.53ｃｍ
茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ、鑢目勝手下、目釘孔一

体配：Shape(Taihai): 菖蒲造。
彫物：Engraving: 剣巻龍欄間透彫
地鉄：Jigane(Hada): 板目肌流れる。
刃文：Temper patterns(Hamon): 湾れ基調に小互の目交じる。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐで小丸に返る。
登録：Others: 埼玉県

【解説】越前国下坂貞次は初代越前康継の弟子で江戸時代は寛永頃の越前の刀匠です。日向大掾貞次とは別系と云われています。作風は肥後大掾貞国に似るものが多いです。
 本作は、佐藤良樹、中宮好郎 著の日本刀の彫所載(画像確認)を模した剣巻龍欄間透彫が人目を引く脇差です。地鉄は、板目肌が流れて柾掛かり肌がよく現れる鍛に地沸がつく強い鍛の鉄で地景が現れます。刃文は沸が強い湾れ調子の刃に小互の目が交じります。刃中には、砂流し長い金線が入って幾重にも重なり肌模様とも相まって盛んな働きを見せています。帽子は直で先火炎状になって小丸へ返ります。茎は生ぶで保存状態は良好です。初代、越前国下坂貞次の刃紋の働きが見事であると共に、剣巻龍欄間透彫が人目を引く良脇差です。白鞘。金着一重はばき。特別保存刀剣鑑定書