刀　大澤兼久作 (兼久)打刻　文久三年二月日　特別保存刀剣鑑定書

品番：KA-073313
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Peper(Certificate): 未鑑定　鑑定合格保証　

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 美濃国(Mino)　昭和（Syouwa era）

刃長：Blade length(Cutting edge): 65.1ｃｍ（二尺一寸五分弱）　反り：Curve(SORI): 1.7ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.16ｃｍ　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.78ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.2ｃｍ　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.6ｃｍ
茎：Sword tang(Nakago): 生茎、鷹羽鑢目。目釘穴：(Mekugiana):１個。

体配：Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。
地鉄：Jigane(Hada): 杢目肌、地沸付く。
刃文：Temper patterns(Hamon): 互の目。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 直で小丸へ返る。
登録：Others: 静岡県

【解説】大澤兼久は、昭和初期の刀匠で、大戦時には業物軍刀鍛冶として活躍しました。本作は、良く鍛えられた地鉄に、尖り互の目を焼いた兼久の秀作であり、傷もなく、研ぎ減りも無いまま大切に伝えられた御刀です。刃長は、二尺一寸五分弱であり、反りは尋常。身幅も元先確りとした姿が良く、刃文は、匂い口締まり心の互の目に小沸付いて、刃中には足よく入って働きます。刃縁が明るく冴えて表情は華やかです。帽子は直ぐとなって小丸へ返ります。茎は生ぶです。数打ちものと区別したものでしょうか。兼久の打刻が下部に打たれています。本作は、地刃健全で出来が良い大澤兼久の代表作であり、刃紋も派手で調子が良く見栄えがする御刀です。