品番:TA-08062 |
鑑定書:Paper(Certificate): 財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):江戸・安政頃 1854年~明治初期 |
刃長:27.2cm(八寸九分七厘) 反り:内反 元幅:2.73cm 元鎬重:0.67cm 体配: 平造り、内反。 |
【解説】固山宗次は、享和三年奥州白河に生まれました。俗名を宗兵衛(惣兵衛)といい、兄に宗平・宗俊がいます。彼は初め白河松平家の抱え工でしたが、後に出府して加藤綱英の門人となり桑名藩工として江戸麻布永坂四谷左門町にて鍛刀しました。精良斎、一専斎とも号しています。弘化二年に備前介を受領し、明治五年頃まで生存しました。茎鑢目は安政七年より切に改めています。作風は一貫 して備前伝を得意とするたいへん人気が高い刀匠です。本作も板目肌がよく詰んだ精良な鍛えに、互の目が三本杉になって見事な刃文に仕上がりで、表裏の刃文が対称で丁寧に焼かれています。帽子は素直、先小丸に返っています。茎は生ぶで化粧筋違い鑢で銘もピンピンとしており健全そのものです。申し分ない短刀です。拵も刀身に相応しい良拵がついています。素銅一作金具で鞘塗りも上等です。柄糸もただ者の巻きでは無く、隅々までシッカリしたもので感嘆させられます。内外揃ったお奨めの一振りです。 金着せ二重はばき。特別保存刀剣。 全てのVISAカード、Masterカード、NICOSカード、UFJカード、DCカード、 |
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