脇差　忠吉作

品番：WA-08044
価格 御成約
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国・時代：肥前国・江戸時代

刃長：37.8cm（一尺二寸五分）　反り：0.9cm　元幅：3.07cm　元鎬重：0.68cm　先幅：2.8cm　先鎬重：0.56cm　茎：生ぶ、鑢目切鑢、目釘孔一
体配：　鵜首造、庵棟、両面に樋入る。姿健全。
地鉄：　詰んだ板目肌。
刃紋：　中直刃湾れ刃紋。沸、匂い深く明るい刃。
帽子：　先小丸、返り深い。
登録：　京都　昭和47年

【解説】薙刀巻きなおし風の造り込みを模して打ち下ろされた一振りです。忠吉は初代から八代，慶長から安政に至るまで作が有ります。どの代の忠吉も名工でその名は肥前刀の上作に位置されます。その気品と姿の良さは新刀屈指の作柄です。地肌は肥前刀の掟の通りによく詰んで柔らかい肌です。切先は鵜首造り風でガッシリした姿です。表に腰樋，裏にも護摩箸の彫りがあり綺麗です。刃紋は忠吉得意の山城伝で小沸ついた直刃です。古刀山城伝に比べ姿もシッカリしていて焼き幅の広い直刃です。帽子も上品に返っています。ハバキも特上の銅を使った良いものが付いています。地刃、体配全てにおいて欠点が無くお奨めです。白鞘も磨ぎも最近の工作ですから手を掛ける事無くお楽しみいただける逸品です。 お買い得価格で御案内させていただきます。