仲矩　花押　縁頭

品番：FU-08031
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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国・時代： 江戸・江戸時代

松に鳥居図　赤銅　容彫　金銀赤銅象嵌
【縁】　縦：3.9cm　　横：2.1cm　　厚：0.95cm
【頭】　縦：3.6cm　　横：1.58cm　　厚：0.75cm
落込桐箱入

【解説】

黒々と光を放つ極上の赤銅地の一組で，松の向こうに海と鳥居が見えて静かで雄大な風景を表す。
松の木は銅で彫上げ，木の皮の部分は驚きのリアルさである。松の葉はどことなく浮世絵の世界を想像させる。
鳥居は銅と赤銅で表されて，そうとうに凝った造りである。写真のように金の縁が外れるように細工された，手の込んだ高級金物であり，身分のある御方の注文品であったことは容易に想像できる。
仲矩在銘。花押の作で地金をはじめとする素材の高さ，また自信にあふれた彫技がいっそうボリューム感を増していて，ちょっとやそっとじゃ見つけられぬ優品である。仲矩は浜野派の金工と思われる。当店自信の逸品。