濃州住兼延の優刀、刀身自体出来が良く生ぶ刃も残り健全でバランスも最高。上級剣士向き居合刀として御薦品。
刀 濃州住兼延鍛之 昭和六十二年二月日 (岐阜県重要無形文化財保持者) 黒塗鞘打刀拵(居合向)(鑑賞向)
Katana [Nousyuu Kanenobu]
品番:KA-010310
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書:Peper(Certificate): 現代刀匠のため未鑑定【岐阜県重要無形文化財指定刀匠】
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 岐阜県(Gifuken) 昭和62年 (Syouwa)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 73.8cm(二尺四寸三分) 反り:Curve(SORI): 2.0cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.27cm 元重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.72cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.7cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm 拵全長:Length of Koshirae : 106cm 刀身重量(裸身):Weight only of blade: 739g 刀身重量(鞘を払って):Weight including handle: 1075g 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、鷹羽鑢目、目釘孔一
体配:Shape(Taihai): 中切先、鎬造り、庵棟、反り有り姿良し。 彫物:Engraving: 表裏に棒樋の彫刻,はばき上で角留。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌が詰んで地沸つく。 刃文:Temper patterns(Hamon): 丁子乱れ。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐとなり小丸へ返る。 登録:Others: 岐阜県
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【解説】岐阜県重要無形文化財の指定を受けた昭和前期を代表する刀匠、濃州住兼延の優刀です。本名は丹羽脩司、岐阜県住。明治三十六年生まれ。昭和二十九年十二月四日作刀認可。 関の刀匠で美濃伝日本刀鍛錬技法保持者5名のうちの一人です。(善定真勢子藤原兼吉-丹波兼信-本人、丹波兼延-亀井昭平) 兼延の刀は現代居合界で、刃に粘りがあって刃毀れしない、切れ味優れると評判が高く、どの作も姿は豪壮ながら刀身バランスが良く、振り切って、重量を感じないもので、作者物故となった今では由緒正しき貴重な一振りとなります。 本作の兼延も評判とおりの御刀で、長さが有るのに振って疲れない剣士向ともいえる刀でバランスは最高です。体配は元幅、先幅いたっても広く、重ね十分について姿は豪壮。反り加減が誠に美しく出来上々な一振りです。地鉄は板目肌がよく詰んで精美な鍛となり地沸がつきます。刃文は丁子目乱れ。匂い口は冴え小沸が美しく付いて、足、葉、長い金線等よく働き、特に物打ちあたりは渦巻くように乱れる誠に覇気溢れる映えた刃となります。帽子は直ぐとなり上品に小丸へ返ります。茎は生ぶで立派な銘が入っております。作品は昭和六十二年の作品で作刀暦33年頃、兼延の円熟期の一刀であり見事。刀身自体の出来が良く生ぶ刃も残り健全な刀です。縁頭は勝虫とんぼの図、目貫もとんぼ。鍔は透かしと象嵌で九曜紋の図、金具は現代物ですが、作柄がよく、鞘、柄糸、などに傷みが全く無いという立派な御刀ですから、上段剣士の愛刀によろしいかと思います。無論鑑賞刀としても是非お薦めさせていただきます。銀無垢一重はばき
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